表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

第一話

田舎にあるヘレン村にリアレという5歳の少年がいた。

リアレは8歳になると行われる儀式を楽しみにしていた。その儀式では職業とスキルが与えられる。

その職業によってその人の人生が決まるのだ。職業が<剣士>や<魔法使い>などの戦闘職であれば、

リアレのなりたい冒険者として活動しやすい。冒険者として活躍することがリアレの夢だった。ちな

みに冒険者とは村や街の魔物の討伐依頼、薬草などの採取、馬車の護衛などを行っている。


リアレ視点


「早く起きなさい!」


リアレは飛び起きた。


「うわっ!」


リアレの目の前にはリアレのお母さんのルルがいた。


「もう八時よ。早く着替えて朝ごはん食べなさい」

「ごめんなさい。できるだけ早くいくよ」

「冒険者になりたいのだったらもっと早く起きれるようになりなさい」


そう言いながらルルは部屋を出ていった。


(はあ...またお母さんに起こられた...やっぱり早起きは苦手だな...)

(よし!着替え終わった!早く朝ごはん食べよう!)


リアレは部屋を出て、朝ごはんを食べに行った。


「リアレおはよう」

「おはようお父さん」

「相変わらずリアレは朝に弱いな」

「お父さん人のこと言えない癖に」

「うっ...」


今話しているのはリアレのお父さんのルイだ。リアレと同じで朝に弱い。お父さんは村で狩人を

やっている。ヘレン村の中では一番弓が上手く、冒険者として活躍していた時期もあったらしい。

ちなみに冒険者のランクは上からSSS,SS,S,A,B,C,D,E,F,Gとなっていて、リアレのお父さんはA

ランクまで行ったそうだ。そして街にいたルルと出会い、結婚してルルの故郷のこの村に来たとい

う。しかしこの村には冒険者ギルドがなく、冒険者はできないため、狩人となった。

リアレは朝ごはんであるパンとスープを食べながら、つぶやいた。


「早く三年経たないかなー」

「ははっ またいってる。どう頑張っても時間を加速させることなんてできないからな」

「うーん それでも早く冒険者になりたいの!」

「ちょっとルイ!喋ってないで早く食べなさいよ!村長さんのところに行かないといけないんでし

ょ!」

「あ、やべ!ごめんルルすぐ行く!」

「ふぅ リアレ、将来あんなにマイペースにはならないようにね」

「う、うん」

(村長さんのところに行かないといけないのにまた遅く起きたのか...)

「私たちは今日は何も予定ないからカイ君と遊んできたら?」

「うん。そうするよ」


朝ごはんを食べ終えてリアレは幼なじみでリアレと一緒に冒険者として活躍する事を目指すカイの

家へ行った。


「おーいカイ リアレだよー」

「リアレおはよ」

「おはようカイ 今日一緒にあそぼ!」

「いいけどトレーニングしなくていいの?」

「今日は午後にやる!カイは?」

「じゃあ一緒にやらせてもらおうかな」

「おっけー 一緒に冒険者になるため頑張ろー!」

「おー」

「カイ リアレ君と遊ぶのはいいけど晩御飯までには帰って来るようにね」

「わかったよお母さん」


そう言いながら走って村の広場の方へ走って行ってしまった。リアレとカイは昼まで遊び、昼食を

リアレの家で食べ、午後には日課であるトレーニングをした。そんな日常を過ごしながら三年はあっ

という間にすぎていった。


はじめましてゆきやです。初めて投稿するのであまり上手くないですが頑張っていきます。また、あまり投稿スピードが早くないので不定期になるかもしれません。これからよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ