みんなで一緒に勇者を目指すことになったきっかけ
こんにちは。
作品1号なので温かい目で見ていただけると幸いです。
誤字、脱字があるかもしれません。
自分の好きなように書けることはとても楽しいです。
いつも通りのダンジョン帰りの坂道。
「今日もこれだけか〜」
冒険者レベルの低い俺は安く買取される少ない素材に途方に暮れていた。
この世界には上から
‘’勇者’’
‘’覇者’’
‘’聖者’’
‘’強者’’
‘’若者’’
‘’駆け出し’’
の6つのランクが存在する。
俺は最低ランクの ’’駆け出し’’
‘’勇者’’に憧れてから10年が経った。
実は俺隠れた才能があったりして。とか思いながら坂道を上がっていたその時。
「だ、誰か!た、助けて!」剣戟音とともに悲鳴のような声が右の草むらの奥から聞こえる。
草をかき分け開けた場所に少女3人だけのパーティーがモンスター相手に囲まれていた。
割合で言うと少女パーティー2割 モンスター8割 といったところだろう。
とりあえず装備していた剣でモンスターたちと応戦した。ダンジョン帰りということもあって、ダンジョンにいるときより動きは鈍く、体は重かった。
時折、モンスターに攻撃を受けながら戦った。
「え?」
少女たちは驚いた様子でこちらを凝視してきた。
モンスターとの戦いに決着がつき、よろよろとする自分を見ている。
気持ち悪いのかな、俺。
そんなこと思いながら、少女たちにけがはないか聞こうとしたとき、モンスターから食らった攻撃の数々、ダンジョン帰りの疲労によって俺は倒れてしまった。
倒れていく間際
「だ、大丈夫!?」 「しっかりして!?」
少女たちの心配する声が聞こえた。
「俺どうなっちゃうんだろ」心の中でつぶやき意識が離れた。
感想、アドバイスお待ちしております。