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この世にラノベが在る限り  作者: ラノベの女神
5/15

空を飛ぶのはお約束

山へ向かったシオン、そこで見たものとは?


                   第五話


                「空を飛ぶ乗り物」


 


 翌日…北の山付近、魔物との戦いを慣らしつつ、到着・・・



 シオン「この山どうやって登るんだよ・・・」


 まさに断崖絶壁、空でも飛ばないと探索できないほどの山であった

 

 老人「お主、この山に登りたいのかの?」


 突如現れる老人、何やらこの山について情報を持っているようだ

 

 シオン「この山に登る方法を何か知っているんですか?教えてください」


 老人「この山はかくがくしかじかでな」


 話を聞くとどうやら治療によったあの村の村長が何か知っているようだった

 出戻り感が半端ないが仕方ない、戻るとしよう



 それからしばらく時は過ぎ・・・村へ戻ってきたシオン

 

 シオン「ハルカさん、こんにちわ、この村の村長さんはいますか?」


 ハルカ「え?お父さんですか?お父さんなら・・・あの大きな家です」


 どうやらハルカさんは村長の娘だったらしい・・・

 村長の娘を助けたなら色々と協力してくれそうだな

 

 シオン「ハルカさんもきてくれますか?」

 

 ハルカ「もちろんです、ご一緒しますよ」


 ハルカさんの協力を得たから後は交渉次第で伝説の装備へ一直線だ

 

 シオン「村長さん、こんにちわ、シオンと申します、今日は聞きたい事がありまして

     お忙しいところへお邪魔いたしました」


 村長「おぉ、君がシオンくんかね、娘から話は聞いているよ、それで聞きたい事とは?」


 シオン「北の山にどうしても登りたいのですが、あの断崖絶壁では歩いては登れないので

     困っていたところに村長さんならどうにかできるのではないかと、お聞きしましたもので」


 村長「なるほど・・・確かに私ならその山へ行く方法を知っています」


 シオン「本当ですか!?ぜひ教えていただけませんか?」


 村長「それはね、空を飛んでいくのですよ、飛行船に乗ってね」

 

 シオン「なるほど!飛行船ですか、ぜひお貸しいただけませんか?」


 ハルカ「私からもお願いします、貸してあげてください」

 

 村長「娘の恩人に娘の頼みだ、貸してあげたいがね・・・ちょっと困った事があってね」


 どうやら困った事があるらしい、もちろん解決して借りなければ

 先に進めないので引き受けよう

 

 シオン「俺でよければ、力になりますよ、なんでも言ってください」


 村長「そうか・・・なら頼むとするよ、君に頼みたいのは、これなんだが・・・」


 そう言って村長が出した物は、なんと・・・ねこ?

 のような・・・生き物?だった

 

 村長「この子は風の精霊でね、どうやらホームシックになってしまったようで

    南の森に帰りたがってるようなんだ、そこへ連れてって、代わりの精霊を

    連れてきてくれないか?」


 この世界の精霊事情はわからないが、代わりがいればいいのなら、簡単だ

 行って戻ってくるだけだろう、それならお安い御用だ

 

 シオン「わかりました、南の森へ行ってこの子を帰して代わりの精霊を連れてきます」


 ハルカ「わ・・・私も行きます!」


 突然、そう宣言したハルカさん危険ではないだろうか?この世界は悪い魔物であふれかえっていて

 つい最近ハルカさんは死ぬほどの出来事を経験したばかりだ、さすがに連れていけない


 シオン「危険すぎます、女性の貴女を連れてはいけません」


 村長「わかった、シオンさんについていきなさい」

 

 え?村長何言ってるの?いきなりついてけだなんて、普通止めるところですよ?

 

 村長「南の森は、男性一人では危険なところ、女性がいるほうが安心だ

    シオンさんなら娘を預けてもきっと大丈夫でしょう」


 ハルカ「よろしくお願いしますシオンさん」


 二人に説得されて渋々承諾する俺、大丈夫かなぁ?勇者としての腕の見せ所だな

 そう言い聞かせて頑張る事にした・・・

次回、南の森へ・・・ハルカと冒険するシオン

果たして無事に護衛できるのか!?

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