勇者には伝説の武器
治療の為に訪れた村で情報収集
ついにあの声の正体が判明！？
第四話
「やっぱ勇者には伝説の装備」
助けた女性に連れられて、やってきたのは小さなのどかな村
治療をしてもらい、完治するまでの間情報収集をする事にしたシオン
女性「改めまして・・・シオン様ですね、私はハルカと申します」
シオン「治療してくれてありがとう、ハルカさん、ちょっと良いですか？」
ハルカ「何でしょう、わたしにできることならなんなりとお申し付けくださいね」
シオン「実はこの世界へ来たばかりでこの世界の情報がまだ不足してまして・・・」
助けたお礼に情報を聞くシオン、この世界がどういう状態なのかを聞き
どうすれば解決するのかを考える事にした・・・
情報収集と火傷の治療で数日・・・
「治療を終えたようだね、そちらの世界へは慣れたかい？」
シオン「まだ全然慣れてないって言うかそろそろお家に帰りたい・・・」
「あいかわらず、弱気だね、仕方ないちょっと急だが・・・」
シオン「もしかして帰れるの？」
「いやいや、話の途中で帰られちゃ困る、ここは伝説の装備の出番だよ」
シオン「伝説の武器？それがあれば魔王に勝てるとかそんなのか、あるの？この世界に」
「さすがに全てを答えてしまったら、君を送った意味がないから、そこは情報収集だよ」
伝説の武器・・・それを手に入れれば、斬れない物は無いと言われるほど強力な剣
伝説の防具・・・それはどんな攻撃にも耐えると言われるとても硬い鎧
盾とか兜とかその他もろもろ、あるらしい・・・この村で聞けたのは存在するかもしれない
という位で、場所、所有者など一切わからなかった・・・
シオン「おーい、聞こえるか？頭に響く声さんよー」
「聞こえているが変な名前を付けないでください」
シオン「だって名前とか知らないし・・・何処の誰なのか・・・顔すら見てないわ」
「そういえばそうだったね、では自己紹介をさせてもらうよ、私は女神」
シオン「女神？名前は？」
女神「名前・・・」
シオン「え？無いの？じゃあ、しかたない女神って呼ぶか・・・」
女神「いやいや人前で女神女神とか言ってたら頭おかしい人に見られますよ
ここはこうもっとなんていうか、砕けた感じで」
シオン「えー・・・じゃあ、めがみん」
女神「・・・まぁ女神よりはいいでしょう・・・これからは私の事はめがみんとお呼びください」
命名、めがみん、ずいぶんてきとーだがまぁ、気にしないでおこう
めがみん「センスが無いのは創造神のせいです気にしないで下さい（ぼそり）」
シオン「何か言った？」
めがみん「いえ、何も、ほほほ」
シオン「ところで・・・めがみん、伝説の装備の存在だけで在り処がわからないよ
女神パワーで何とかしてよ、この前みたいに」
めがみん「ずいぶん雑な女神使いですね・・・まぁ、話を進める為に力をお貸ししましょう
北の山へ向かいなさい、そこに伝説の・・・何かがあります」
女神はそう言った直後、交信が途絶えた、何かあったのかな？
まぁ、気にしないでおく、明日から伝説の装備を探さなければいけないから
めがみんはヒロイン的存在です、後々に重要な存在となりますのでお楽しみに
今回は
