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この世にラノベが在る限り  作者: ラノベの女神
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魔王城の戦い

北の山で装備を整えた一行は次は魔王城へと進路を向けたのであった


                  第十一話

 

                 「魔王登場」


 北の山で装備を整えたシオン達、めがみんの突然の介入で

 いきなりラスボスまで行くはめに!?


 魔王「よく来たな勇者達」


 魔物「あの、まだ来てませんが・・・」


 魔王「発声練習だ、気にするな」


 魔物「この人大丈夫かよ・・・アギャギャ・・・」


 魔王「おっと、手元が滑った、はっはっは」


 別の魔物「(魔王様はツッコミ待ちなように見えてツッコむと容赦なく殺すからなぁ新人南無)」


 そんなことが日常な魔王城であった・・・

 一方、シオン達は・・・飛行船で西のはずれの海の先の魔王城へと向かっていたのである


 船長「もうまもなく魔王城です、これ以上は危険なので道中ですみませんが

    降りて徒歩で向かってください」


 シオン「ありがとう、助かりました」


 本当は魔王城まで飛行船で行きたいがそんな事をすれば、魔王城からの迎撃で

 飛行船と一緒に海の藻屑となるだろう、幸い魔王城への陸地まで来れた

 襲撃してきてもおかしくないのだが、何か魔王軍側に策でもあるのか?

 罠の可能性も否定できないから、注意して進まなければ・・・


 シオン「ここまできたら・・・後には引けない」


 ハルカ「ここが・・・魔王城・・・怖いです」


 アキコ「魔王城の外だっていうのに魔王のオーラが凄まじいですね」


 シオン「勝って平和を取り戻そう、皆行くぞ!」


 ハルカ「おー!」


 アキコ「はい!」


 三人は恐怖をかき消すように、声を張り上げ進んでいく

 そしてついに魔王城の入り口の扉へとたどり着いた

 

 魔王「よく来たな勇者達!」

 

 シオン「魔王!」


 魔王「待っていたぞ、シオン」


 シオン「どうして俺の名前を!?」


 魔王「一度会っているではないかあの世界で」

 

 あの世界・・・全てが平和で争いの無い世界、退屈な世界・・・物語として速攻で終わった世界

 

 シオン「あの時の魔王?馬鹿な、世界が違うのになぜ!」


 ハルカ&アキコ「?何を・・・言ってるんですか?」


 魔王「この世界は一度書き換えられたのだよ、いや・・・二度だな」


 シオン「それをなぜおまえが知っているんだ!」


 魔王「私ほどの実力となるとそれくらい造作もない事」


 シオン「だったら・・・争いなんてやめろ!」


 魔王「貴様がそれを言うのか!貴様が!」


 シオン「うっ・・・それは・・・」


 魔王「望んだのだろう?争いあう世界を、貴様が元凶なんだぞ!」


 シオン「違う!俺が望んだのは・・・目の前で死んだ子を助けたかったからだ!」


 魔王「言い訳だな・・・平和な世界では生きていたじゃないか全ての人が!」


 シオン「あれはまやかしだった、違う世界の物だった・・・」


 魔王「話すだけ無駄だったようだな、この世界の為、貴様には死んでもらう」


 シオン「俺は・・・負けない・・・負けれないんだ!」


 魔王との戦いが始まった、魔王との戦いは一進一退に見えた・・・だが!

 

 めがみん「この魔王、様子がおかしいよ、気を付けて!」


 突然めがみんがそう警告する、先ほどまでの力とは違い

 禍々しい気に満ちたのであった


 魔王「力が・・・溢れてくる、なんだこれは!?グォアァァ・・・」


 魔王が暴走したのである・・・圧倒的な力の前になすすべがない三人

 伝説の装備は破壊され、心身ともにボロボロになったシオン達絶体絶命である

 わずかに残った理性で魔王は・・・

 

 魔王「どうやら・・・これで終わりの・・・ようだな」


 止めの台詞を言う、本当にこれで終わってしまうのか?

 誰もが諦めかけたその時、奇跡は起こったのである

絶望的状況からの~・・・逆転って良いですよね

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