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岐路と帰路

作者: 別府のもっさん
掲載日:2013/10/17

子供の頃って・・・

時間が経つのが、極端に遅かったり速かったり。


友達がコロコロ変わったり。


良く覚えて無いけど、何となく楽しく、ゆっくり過ぎて行った。


みたいな事、ありましたよね。



何故でしょう・・・



「次は俺だ!あちゃー、サイコロに五が出ちゃったよ。いち、に、さん、しい、ご・・・やっぱりな。」


【振り出しに戻る】



「クスクス!」

和男と雄太が、笑った。



「ちくしょう!ゴールまであと少しだったのに、365マス逆戻りだ・・・」

一平が、悔しがった。



『ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン』



「あ〜あ、もう5時だ。」

和男が残念そうに柱時計を見た。



「そろそろ帰ろうか?」

雄太が、二人に向かって言った。



「えっと〜、僕は振り出し、和男君が34マス、雄太君が40マス進んだね。」

ビリの一平が、何故か嬉しそうに言った。



店主のお爺さんが、奥から出てきて、ニコニコ微笑みながら言った。

「さあ時間だよ、気をつけて、それぞれのドアから帰るんだよ。」



「はーい、今日は元旦だ!帰って、おせち料理食べよっと!」

一平が、嬉しそうに言った。



「俺は2月3日、今夜は節分で豆まきだ!いっぱいまくぞー!」

和男が、力強く言った。



「今日は、2月9日か〜、今週は何も行事無いし、退屈だな・・・」

雄太が、つまらなそうに言った。



「また来週おいで。」

お爺さんが優しく手を振った。



《またいつか、この友達と会えるかな?》

三人は思いながら、それぞれのドアから出て行った。



ここは、大人になると忘れてしまう、子供達だけの遊戯場。


・・・競うのは、365マスの人生すごろく。

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