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バスツアー会社の異世界破綻記  作者:
異世界にバスで旅行しよう!編
78/106

異世界バスツアー78「クラウドファンディング」

✩*: . ✩これまでのあらすじ✩. :*✩

 会社の資金難をどうにかするためのダイヤつかみ取りツアーは、地球の二酸化炭素を微妙に増やして終わった。

 そんな中、ネットワークビジネスにハマっていた新経営陣が正気に戻ってしまうという事件が起きる。

 正気に戻った新経営陣は自分たちの所業を悔やんでいたが、ダイヤモンドが液状化する環境から帰ってきて全身包帯まみれの旧経営陣に慰められて立ち直った。

 こうしてチームの結束は高まったが、会社の危機はまったく解決していない。

 その後の幹部会議で、いろんな異世界があって、いろんな異世界人がいるよねーという話題になった時、新経営陣の脳内に電流走る。

 これからは異世界人材派遣業だ!

 ということで、さっそく役員のエルダードラゴンを温泉旅館の仲居として派遣したら、温泉が蒸発してしまうのであった。


✩*: . ✩これからのあらすじ✩. :*✩

 まずは一歩目を踏み出して温泉を蒸発させた異世界人材派遣業。

 歯ごたえを感じた新経営陣は人材を集めるべく、こちらの世界に転生していつの間にか幼児になってた魔王に、魔界の人たちを紹介してもらおうと話をしにいった。


「それは別にかまわんけど……ビザとか在留資格とかいろいろ面倒だけど大丈夫なのお前ら」


 異世界人材派遣業は解散することになった。

 今までのご愛顧ありがとうございます。

 それはおいといて、ただでさえ資金難の中変な業務にお金をつぎ込んでしまったので会社の危機が加速していた。

 これまで死神の振るう鎌はわりと緩慢な動きだったが、今はもう大リーガーのフルスイング並みの威力をもって迫ってきている。

 もはや対策待ったなし、増水中の背水の陣。

 さっそく幹部会議が招集され、開始10分で全員寝落ち。

 新経営陣は夢の中で名状しがたい声を聞いた。


「クラウド……クラウドファンディング」


 突如目覚めた新経営陣は、魔王城観光地化プロジェクトを立ち上げてクラウドファンディングでお金集めようと思い立つ。

 さっそく公園の砂場でお城を作っている魔王に話を持ち掛けた。


「それは別にかまわんけど……お前らと魔界の」


 言質をとったので新経営陣は走り出す。

 魔界の皆さんにプロジェクトを説明してみたら、意外とお祭り好きの皆さんがノリノリでお金を投入してくれた。

 その額なんと700万リーム!

 日本円でいくらになるのか!


 魔界と日本の間に取引というか交流がないので、為替レートとかないし。

 円とリームの交換とかできないし。



✩。:•.¸.;".✩• 本編 •✩.";.¸.•˚。✩

 会社は倒産するのであった。

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