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バスツアー会社の異世界破綻記  作者:
テーマパークを作ろう!編
106/106

異世界バスツアー終「バスツアー会社の異世界破綻記」

✩*: . ✩これまでのあらすじ✩. :*✩

 因果律を一部拒絶しはじめた異邦の神。

 困ったので幹部による対策会議を開いたら、魔王のご両親が「世界をぶつけたら?」という提案をしてしまう。

 それを聞いた魔王はとある作戦を思いつく。

 それは異世界門を使って異邦の神をブラックホールに落とすというもの。

 スタッフに確認を取り、実行可能であると判明したので作戦は開始された。

 途中、ブーメランとかいろいろあったが、狙い通り異邦の神を異世界門の向こうに追放することに成功。

 しかし、異邦の神の最後の抵抗が旧経営陣を掴んで道連れにしてしまう。

 そのまま異世界門は閉じてしまうのであった。


✩*: . ✩これからのあらすじ✩. :*✩

 脅威は去り、魔界は静けさを取り戻した。

 魔王城観光地化プロジェクトの面々は皆、驚いたまま動けない。

 その様子を見ていた魔王は、「まあ、あいつらなら戻ってくるんじゃないか」と呟く。

 それを聞いた新経営陣は「そうかも、しれませんね」と独り言のように言う。

 その言葉を合図にしたかのように、世界の歯車は回り始める。

 聖樹教会の教主リリアナは、何度も感謝を述べたあと自分たちの大陸に戻っていった。


「ここの世界樹たちもおぬしらの仲間として迎えてやってくれ。あと穴は開けるな」


 世界樹の生成する魔力をリソースに新生魔王城の建設が再び始まる。

 今度は6本の世界樹の中心に、巨大魔王城を建設するプランになった。

 設計担当のクランツはその手腕を存分にふるい、3件の重大事故、2件の軽微な事故、11件のヒヤリハットを達成。魔王からガチで怒られる。

 エルダードラゴンは温泉を掘ろうとして溶岩を掘り当てて、やっぱり魔王からガチで怒られる。

 いろいろと紆余曲折はあったのち、新生魔王城は完成した。

 内部には屋内型魔力式ジェットコースター「マオウマウンテン」とボウリング場が設置されている。

 まずは魔界の皆さんにプレオープンイベントで体験してもらったらボウリング場の方が好評だったという。

 満を持して新経営陣が元の世界でバスツアー会社を設立。

 魔王は魔界側の最高責任者に就任した。

 魔界のツアーは好評を博し、会社の目玉となるのであった。



✩。:•.¸.;".✩• 本編 •✩.";.¸.•˚。✩

 毎回予約でいっぱいの新会社を運営して大忙しの新経営陣。

 そこへヤツらが帰って来た。


「久シブリー、元気ダッター?」


 なんか大変に宇宙的な響きの声に新経営陣が振り向くと、そこには外宇宙から帰還を果たした旧経営陣の悍ましく冒涜的な姿があった。

 その姿を認識した新経営陣は人事不省でぶっ倒れた。

 救急車を呼んでから会社にあいさつ回りをした旧経営陣。

 当然のように社員全員心神喪失でダウン。

 追加で救急車を呼んだ旧経営陣は、無人となった新会社でこれから魔界行きのバスツアーが1件あることを予定表で知る。


「ココハ我ラガ一肌脱ゴウジャナイカ!」


 脱皮した旧経営陣は、出発予定地に停車してたバスに乗り込んで乗客全員失神。

 そのまま外宇宙に連れて行って帰ってきたら乗客全員入院。

 新会社は、旅行業の登録取り消しから流れるように倒産するのであった。



 バスツアー会社の異世界破綻記 おわり

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