俺の夢
朝目がさめると、俺はある病院の病室にいる。俺は 朝起きるとまず、時計を見る。体内時計を一旦正常に戻すためだ。
俺の名前か?
俺の名前は、佐藤十一17歳どこにでもいる高校2年生だった。
なぜ、過去形かって?
それは、俺があと1年で死ぬからだ。
そんな奴がこの世界のどこにでもいるはずがないだろ。
どうして、そんな事が分かるかって?
それは、この間風邪だと思い病院に行ったら風邪では無く、病気だと宣告された。
しかも、その病気は今まで事例のない病気で、治療法もなければ、ガンなどのように抗がん剤もないため、病気を遅らせることも出来ない。
そのため、俺の寿命は、後1年しかないとう言う宣告を受けた。
君はなんて可哀想なんだ。と同情してくれるかい?
ハッキリ言ってありがた迷惑だ。
何故って?
それは、俺の夢にも関係する事だが、
俺はもう特別な人間だろ、だって今まで前例のない病気で死ぬんだ。お前らのように20歳になったら社蓄
となり65歳で、やっと社蓄生活から解放されたかと思ったら、その後その他大勢のように、ガンや肺炎などの病気にかかって死んでいく。
そんなカルピスをさらに薄めるような人生を送るくらいなら、世界初の病気にかかり、その病気の第1人者としての事例を残して死ぬ。その方が何倍もましな死に方だとは、思わないか?
つまり、俺の夢は俺が生きていたと言う事を、歴史に残す事だ。
残り余命日数360日
読んで下さり有難うございます。
ここまでがプロローグみたいになってしまいましたが、次回から本格的に物語が進んで行きますので次回も読んで下さるとありがたいです。