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手に入れたスキルはガチャでした  作者: 林藤ハルト
入学試験編
41/57

観光?もちろん割愛です

何もやることが無かった4日間が過ぎ、試験当日の朝になった。


手紙には日付が書かれていたが時間は記載されていなかった。

何時頃に行けばいいのだろうか?というかそもそもこっちの世界に精密な時計などあるのだろうか?


時計のことは試験が終わってから調べればいいだろう。

だが試験の時間がわからないのは問題だ。


・・・考えるだけ無駄か。


推薦状に書いてないのだから何時でもいいだろう。それでも早い方がいいのは間違い無いが・・・


◆◇◆◇◆◇◆◇


僕がとった宿から目的地である王立武闘館までは歩いて30分前後、闘技場のような円柱型の大きな建物で中はかなり広そうだ。


中に入ると、そこには受付と思われる机が壁際に設置された、そこそこ広い部屋があった。

その机では30代後半と思われるちょび髭が特徴のおじさんが突っ伏していた。


時間が書かれていなかったのはいつ来ても対応出来る体制が整っているからという意味だったのだろう。


この予想が当たっていればあのおじさんは試験官かもしくは試験の説明をする人だ。


どちらにしてもあの人に話しかけないと話は進まない。


「ん?おっ、来たな。手紙は持ってきたか?」


起きた!!


「ええ、受け取ったものをそのまま持ってきたんですけど構わないですよね?」


「本人確認のために持ってくるように言ってるだけだからそのまま持っててくれて構わん」


「分かりました。」


「それで試験の内容なんだが・・・ステータスを見せろ。」


「それだけですか?」


「もちろんもうひとつある。それは・・・」


ゴクリ・・・


「俺との1対1だ。」


・・・は?

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