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手に入れたスキルはガチャでした  作者: 林藤ハルト
始まりの街編
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転生チケット

その日・・・僕はいつもの様にソシャゲに自由時間を費やしていた。

今日一日での課金額・・・およそ100000円。

とても中学生の課金額ではないが、僕はそのガチャをどうしても引きたかったのだ。


出てくるのはシークレットレアのみ。


なにが出てくるか分からない・・・だが、そのスペックは他の武器やアイテムとはかけ離れている。

そんなものが出てきて引かないバカなどこの世に居るのだろうか?

居たならばそいつはプレイヤー中の笑いものにされるだろう。


そんな素晴らしいガチャである。


「よし!!やりますか〜」

ノリノリで僕はガチャボタンをタップする。

そして出てきたのは・・・


「転生・・・チケット?」

なんだこれ?

シークレットレアなのだから見たことないのは当たり前だが、武器でもなければこのゲームにはチケットを使うシステムなんて無い・・・。


《転生チケットを使用しますか?》

唐突にスマホに表示されるアナウンス。

これも初めて見る。もしかすると超レアなアイテムが手に入るイベントのチケットかもしれないと考えた僕は、迷うことなくYESを選択した。

すると画面が真っ白になり、何も映らなくなった。


「なんだよバグか?」


新しいシステムならこういうバグがあっても仕方ないか・・・再起動しよう。

アプリを再起動するべくホームボタンをタップしようとした瞬間、強烈な眠気が襲ってきた。



--眠い・・・ちくしょう・・・まだガチャ引き終わってねぇのに--

《スキル、ガチャを手に入れました》

--スキル?ハハッ異世界転生的なやつか?なら神器とか欲しいなぁ--

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや・・・



「ねぇのかよ!!」

あれ?・・・ここ・・・何処?

目を覚ました場所は草原だった。


マジで!?

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