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超人が異世界に転生したら  作者: ペペロン
プロローグ
2/15

家族との会話

 竜也、凛と別れ数分で、俺は家に着いた。


「ただいま」


 いつもなら誰も居ないが今日は珍しく


「春輝、お帰り」


 母さんがソファーでのんびりしていた。


「母さんただいま。今日は仕事ないの?」


 俺の母さん、三浦香奈恵は三浦財閥の次期会長でいつも、世界各国を飛び回っている。


「来週まで休暇なの。進は遠征があるから来月まで帰ってこないわよ。」


 進というのは俺の父親の工藤進


 父さんは陸上自衛官で数々の功績を認められ、最年少の35才で最高階級である陸将に抜擢された。


 父さんの遠征という名の地獄に最後まで参加出来た自衛官(二十人に一人ぐらい)は特別強化部隊という エリート部隊に配属になり、三尉となる。


 この父さんの部隊は200人位だが戦力は師団を相手に殲滅出来る・・・ (師団は最低でも2000人)


 俺もこの遠征になんとか最後まで参加出来た。

  (その後2日間寝込んでたけどね)


 なので俺も、特尉として特別強化部隊の訓練に参加している。

(特尉は準尉と同等)


 まあサボってばっかだけど!



「で、今日のご飯なに?」


 母さんは俺に聞いてくる。

 料理は俺がつくっている。


 というか出来る人が俺しか居ない。


 母さんの料理を食べると熱が出るし、父さんの料理は一言で言うとゲテモノ料理だ!


 だから俺がつくるしかないんだよ・・・



「まだ考えて無いんだよ。何が良い?」



「じゃあカレーで」


 カレーの素が無い!

 聞かなきゃ良かった。


 買い物行かなきゃ・・・


 俺は買い物袋をバックに入れ、ドアを開ける。


「買い物行ってきます」


 遠くから

「いってらっしゃい」

  と聞こえた。

 これが母さんとの最後の会話になった・・・

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