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気持ち

真人の話を聞いてから2日たった。今のおれの気持ちはまだ話し合えばなんとかなるとか思っている。おれはやっぱりアイツを殴れないという気持ちがまだ上のようだ。そんなことを思いながらも学校に着く。


「あっ京ちゃんおはよう」


「あぁおはよう準。みんなもおはよ〜!」

おれはこんな学校生活を送りたいだけなんだ。こういう楽しい生活がしたいだけなんだと思うと真人とも楽しく遊びたいなんて思ってしまう…そんなことは無理なのに…。

今日は1時間目は外で体育だった。だけどおれはバスケがしたかった。


「バスケやりたいやつ体育館集合♪」

と言うとみんな


「あぁバスケいいねバスケやろうっと」

とみんな来てしまった。外では教師がぽつんと立っている。みんな笑いながら体育館に向かった。

体育館に行く途中だった。3年のやつらがおれらにつっかかって来た。コイツらは3年では下の方だった。


「あぁぼくたち3年生になんかおごってくんない?ちょうどいまタバコ切らしたから買ってきて?」

と言われおれは


「なんすか?そんくらい自分で買ってきて下さいよ先輩」


「はぁ?お前先輩の言うこと聞けねぇってか?」


「別にあんたらなんて知らねぇし」


「お前一度こわい思いしなきゃわかんない見たいだな!!」


「はぁ…」

ため息を着いた瞬間殴りかかってきた。その拳をかわし顔にカウンターをいれた。見事に入ったカウンターに周りのやつらは驚いた顔をしていた。殴られた3年は気を失ったのか動かない。他の3年が抱えて恐いものを見た顔をして行ってしまった。

(弱いくせにいきがんなよ…)

「やっぱ京ちゃんつえ〜な」クラスメートが言う。準がすかさず


「これじゃ真人ってやつも余裕じゃね?」

と笑いながら言った。周りも一緒に笑っているなかおれは苦笑いしか出来なかった。

(やっぱりアイツとはやりあいたくねぇ)

「まぁまぁその話はまた今度!!早くバスケやろうぜ」

おれはテンションを無理矢理上げて言った。なぜか心臓がチクチクする感じがした。その後はバスケがおわりなにもない一日で終わった。


「あぁこのチクチクする感じ…確か前に真人が先輩のパシリになってるの見てなったなぁ…一体おれはどうすればいいんだ!」

おれはこの日は寝れなかったあの日のことが頭から離れなかったから…。

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