仲間
終わらそうと思ったけど真人との関係がほとんどないからまだ頑張る。 笑
おれは真人と会った昨日からなぜか悔しさがあった。なんで、なんで、なんてことを頭のなかで言っていた。そんな朝だったおれはいつもどうり登校していると前の方に慎二と健太がいた。しかし当然の事ながらなにも期待せずに歩いて行こうとしたときだった。
「先輩すいませんでした!!やっぱりおれら先輩と一緒にいたいです居させてください!」
おれはなにが起こったのかわからなかった。いったいなにがあったのかわからないままこう言った。
「おぉ久しぶりだな。どうした誰かにやられたのか?」
と。おれはこんなことを言いたいんじゃない。それはおれも自分ではよくわかっていた。すかさず慎二と健太はこう言った。
「違いますよ!!おれ達ホントにホントに先輩とまた…」
慎二は泣きだしてしまった。
おれのほっぺたが濡れた。おれの目からも涙がでてきてしまった。思わず慎二と健太を抱いた。
「ありがとう!お前らホントにありがとう!!」
この朝は3人で泣いてしまった。すごくいい朝だとおれは思った。
そのまま3人は学校に着いた。
「おれたちなんで泣いてんだろな」
などと笑いながら学校に入って行った。だがいくら慎二と健太の二人がいい顔をしてくれても教室ではなぁ…などと思っていた。おれは教室に入る、するとクラスでは二番目に強い宮本 準が
「おぉ!京ちゃんおっ…おはよう」
おれはびっくりしてしまった。クラスの他のやつも準に続きおはようと言ってくる。おれは
「準……」
そういうとおれは泣いてしまった。おれは意外と涙もろいのかもしれないと思いながら笑った。みんなびっくりした顔で大丈夫かよなどと言ってくれた。おれは改めて仲間の大事さがわかった気がした。
「真人……」
この時まだおれは知らなかった。半分はホントに仲直りしたかった、だが半分は違う理由もあることを…