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亀裂

いやぁ早くもなにを書いていいのやら… 笑

…ピピピピッピピピピッ

「あぁ今日もよくねたなぁいい朝だ」

そう言っておれは起きる。おれは毎朝小鳥の鳴き声を聞くのが好きだ。というよりおれは昔から動物が好きなんだ。

「今日も鳥達が鳴いてるや、気分がいいなぁ…これでいつもの1年2人がこなけりゃなぁ」

そう1年とは後輩のことだ。名前は慎二と健太。この2人はいつも朝あらわれる。おれはだいたい8時ころに家をでる。その途中に後輩に会うのだ。

でも今日は来なかった…さすがに来ないと少し心配だがまぁ平気だろ。そう思い学校に行った。しかし教室に行くと教室には誰もいなかった…

「どうしたんだ?」

なにがあったのか分からない、いったいなにが…

今日は携帯が鳴っていない、いつもケンカに行く前には鳴るはずなのに…

ハッ!!っとおれはあわてて携帯を見た。電源が切れていた。

「くそっなんでこんな時に」

そして急いで帰ろうと校門をでたときクラスのやつらがボロボロだが元気よく帰ってきた。

「おいお前らどうしたんだよ!?」

と聞くとクラスの一人がこういった…

「あぁ京ちゃん。つかなんで携帯の電源いれてないんだよ…お前の後輩の慎二と健太が前にお前にやられたやつに捕まっておれらが助けに行ったんだぞ!?しかもやつら不意打ちしてきやがって。不意打ちだけじゃない人数までそれえてきやがって大変だったんだぞ?みんなに謝れよ!!でもまずこいつらに謝れよ…」

そういうと後ろから慎二と健太が出てきた。顔は青く腫れていた。それを見たおれは悔しかった…すごく悔しかった。守れなかったことが悔しかったんだ。

「慎二、健太、みんな本当にごめん」

謝った。その日はおれは学校にいられず帰ってしまった。

次の朝、おれは学校に行った。でも慎二と健太は来なかった…おれのもとには…。あそこまでされるやつはこの学校ではいまだ見たことなかった。それはやはりこの学校のやつらが強い証だ。そんな中おれのせいで不意打ちをくらいボロボロになったのだからそうとう心の傷は大きいだろう。そして教室に入っても

「京ちゃんおはよう」

とかいつもの声が聞こえない。みんな少し冷めた目でおれを見る。そして昔の真人の事を思いだしていた…

「そういえば真人今頃何してるのかなぁ…」

と……

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