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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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第216話 魔法陣プリンター

 午前中の授業を受けながらパーフェクトヒールについて考えてみた。

 単純にこの能力を使うには、聖魔法を覚えた上でレベル50まで鍛えなければならない。


 実質問題としてカラーズクラスの実力が必要っていう事になる。

 細分化で抽出してスキルオーブにしても使うにはレベル50が最低条件になる。


 これでは、世界中の攻略チームの最前線にいる人しか使えないっていう事になってしまうから結構無理があるよね。

 これを一般的に使えるレベルにしようと思えば、ポーションを作った方が簡単かもしれないなぁ?


 でも、一つまだ試してない能力がある事に気付いた。

 後回しになっていた【魔法陣】スキルだ。

 これは確か、発動にレベル制限は無かったはずだ。


 これでエスケープやパーフェクトヒールを作ればもっと安全なダンジョン探索が出来るようになるかも?

 でも、お(ふだ)にして作るにも一枚ずつしか出来ないんじゃかなりの手間がかかりそうだなぁ……

 お札の印刷機とか魔道具で出来ないかな?


 そう思って考えてみると、プリンターをベースに作ればできそうな気がしてきた。

 魔力を乗せるのに使いやすいようにインクにミスリルを混ぜたりすれば実用的なのが出来るかも?

 でも……インクにミスリルを混ぜるって難しいかな? 金属だしね。

 感熱テープ式のプリンターならどうだろう?

 ミスリルのプレートをヘッドに取り付けて、魔石をセットすればテープに熱を加える時に魔力が乗せれるようになるかも?


 試しにエスケープの魔法陣を紙に転写してみた。

 不思議だよね、エスケープをイメージするだけでそれっぽい魔法陣が自動生成されて、写し出される。


 これをスキャナで取り込んで印刷できれば、一気に初期レベルから使えるエスケープのお札が出来るね。

 それなら安価に販売が出来るかもしれない。


 学校が終わったら早速、家電ショップに行って感熱プリンターを買ってみよう。


 授業が終わり、今日は咲さん達と一緒に食事に行く約束があるだけなので、博多へ戻って希たちと一緒に駅前の家電ショップに買い物に行った。

 成功率の問題もあるからプリンターを十台ほど購入して家に戻る。


 早速、魔道具作成で【魔法陣プリンター】にチャレンジする。

 今日はイメージが出来ていたから素材に指定するのはミスリルのインゴットと感熱プリンターだよ


~~~~

【魔法陣プリンター】

魔法陣をスキャンして印刷のできる魔道具

動力として魔石を使用する事で魔法陣の効果を有効化させる


成功確率五十パーセント

必要MP4000

~~~~


 うん、これなら全然大丈夫だよ。

 早速、作成してみると確率通りに五台の作成に成功した。


 早速エスケープの魔法陣をスキャンして印刷してみる。

 十枚ほど連続印刷をしてみたら、無事に印刷出来た。


 実際に使ってみないといけないよね。


「杏さん、ちょっと実験に付き合ってください」

「なんの実験かしら?」


「エスケープの魔法陣なんですけど私や希だと普通にエスケープ使えるから、覚えていない杏さんと日向ちゃんでお願いしたいんです。レベル制限は無いと思うんですけど日向ちゃんだけだと制限があっても発動しちゃうから、杏さんにも来て欲しいかな? って」

「でも……私もレベル35まであがってるよ?」


「あ、そうだった。でも他の人に頼むのは危険ですしどうしましょう……」

「希ちゃんのお母さんなら大丈夫じゃない?」


「希、お母さんにダンジョン協会のカフェまで来てもらえるように頼んで」

「はぁい」


 五人で博多ダンジョンの十層に移動して、早速お札を使ってもらった。

 お札の上に手を置いて『発動』と意識してもらうとお札が一瞬発光して杏さんの姿が消えた。

 和さんにも使ってもらった。

 ちゃんと発動したからレベルの問題もないようだ。


 私たちもそれぞれお札の上に手を置き発動させると一層の入り口に戻った。


「成功ですね! これならプリンター回しっぱなしにしておけば数は何枚でもできますから、杏さんにお願いしてもいいですか? 今の所プリンターも五台用意してますから結構な大量生産も可能です」

「それは凄いわね。心愛ちゃんたちが学校に行ってる間は私も暇だから紙の補給をし続けてればいいのね?」


「ですです。後は社長に販売価格を決めてもらえばいいです。今までよりもかなり安く出来るはずです。和さんにもお願いできればかなり効率アップです」

「だよね、需要も多いし助かるわね。それにこれだと他の魔法も魔法陣に出来るんでしょ?」


「はい、私が使える魔法なら一通り大丈夫ですけど、魔道具で作った転移ゲートなんかは無理ですね」

「そっか、万能ってわけでもないのね」


「逆にテレポなら出来るんですけど、あれは世に出すのはまずいから……」

「だよねぇ……」


 とりあえずパーフェクトヒールの魔法陣のお札とエスケープの魔法陣のお札を百枚ずつ印刷して杏さんに預けておいた。


「後で社長に渡しておいてください。値段とかは社長にお任せでって伝えておいてくださいね」

「了解、これは売れるわよー」


 魔法陣の事も区切りがついたのでサオリンの所に行って咲さん達と合流しなきゃね。

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