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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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170/180

第170話 イージャも?

「心愛ちゃん、希ちゃん、日向ちゃん今日は取材に協力してもらってありがとう。この記事は確実にバズる事を俺が保障するよ。次は心愛ちゃんと日向ちゃんの戦ってる姿をぜひ取材させてもらえないかな?」

「私も東郷さんみたいな実力者が、日本の一般探索者で存在している事を知ってびっくりしました。取材はそのうち時間があればですね」


「そう言えば……大島さんは、いつも心愛ちゃんの家にいるんですか?」

「私の専任管理官で協会から派遣されてるから、基本いつも一緒ですね」


「そうなんだ! 心愛ちゃんの所の食堂って営業はしてないんですか?」

「今は営業はしてませんけど、あそこを復活させるのが私の目標なんです。お店始めたら、ぜひいらしてくださいね」


「大島さんがいるなら毎日でも通いますよ」

「なんか邪な感情が駄々洩れですね」


「そんな事ないです。これは純愛ですから」


 希と日向ちゃんが声を合わせて「「キモッ」」と吐き捨てると若干、肩を落としながら「早速、記事を仕上げて、原稿が出来上がったら一度お見せしますね」と言い残して足早に立ち去って行った。


「さぁ今日の深夜には、スタンピードが始まっちゃうから一度家に戻って、体を休めておこうね」

「「はい!」」


◆◇◆◇


 お昼の一時過ぎにロジャーたちがやって来た。

 杏さんが四人にコーヒーを淹れてくれて話を始める事にした。


「心愛、どんな話なんだい」

「今日の深夜に起こるはずのスタンピードの話です。スタンピードは私の手に入れた情報によるとスリランカのジャフナダンジョンで起こります」


「どうやって、その情報を手に入れたんだい?」

「秘密は守ってくださいね? 中国の劉さんから情報をもらいました」


 それから、中国とスリランカの関係、D-CANが起こそうとしている行動などを話した上で、ロジャー達に提案してみた。


「ロジャーとグレッグは参加してもらう事は出来ないかな? アンリさんのクリスマスホーリーも確かに強い人ばかりだけど、スタンピードが起きてから突入できるまでの間の足止めには戦力が足らないと思うんだよね」

「そうだな、気持ち的には参加したいがステイツとしては俺たちが参加する大義名分が必要と判断するだろうな」


「そう言うと思ったんだけど、ロジャーたちの今の任務ってなんだっけ?」

「心愛の護衛任務だ……あ、心愛が参加するならそれに付いていけば別に命令違反でもないな、確認を取れば逆にストップがかかるかもしれないが、知らさなければ何も問題は無いOKだ」


「君川さん達は同じ任務でも流石に無理ですよね?」

「そうだな、俺と冬月二尉は難しいが進藤と相川の二人ならロジャーたちと同じ解釈で大丈夫だね。今日の十八時以降に二人に心愛ちゃんに危険があるかもしれないから、どこに行く場合でも護衛から離れないようにと指示を出しておこう」


「本人たち今居ないけど大丈夫なんですか?」

「あの二人なら、喜んでついていくさ。本当なら俺と冬月も参加したいが、それは絶対に後から問題にしてくる人間が出そうだからな」


「悔しいけど仕方ないわね。今回は樹里と美穂に任せるわ。それが終わったら、私と一緒のパーティーで博多ダンジョン攻略を約束してね」

「了解です美咲さん。君川さんもありがとうございます」


 ただし、今回のミッションは私は公式には参加する事には出来ないから内緒でなんだよね……


 そんな事を考えていると、転移マットから冴羽社長とアンリさんが姿を現した。

 なぜか初めて見る男女を一緒に連れてきていた。


「てめぇロマノフスキー! なんでここにいるんだよ」

「大きな声を出すな、まったくヤンキーは騒がしいから嫌いだ」


「お嬢、紹介しておく。俺の娘のソフィアだ」

「おい、アンリ俺を無視するな」


「ソフィアさん初めまして、心愛ですよろしくお願いします。ロマノフスキーさんも初めまして」

「なんで俺がついでみたいな扱いなんだ……」


「で、お二人はなんでアンリさんと一緒に現れたんですか?」

「心愛ちゃん、初めまして。私はパパにちょっと手伝えって言われたから来たんだけどイージャは勝手についてきただけだよ。肩の上の子猫ってもしかしてテイムしてるの? 可愛いわねぇ」


「TBはテイムアニマルですね、可愛いって言われて喜んでますよ。イージャってロマノフスキーさんの事ですか?」

「そうそう、この人イザークって名前なの。ロシアでは親しい人だとイージャって呼ぶのよ。『笑う』っていう意味があるんだけど、びっくりするほど似合わないでしょう」


「確かにそうかも……」

「人の名前で遊ぶんじゃねえ。スタンピードの鎮圧にソフィアだけ行かせるとか心配でしょうがないから手伝ってやる事にした。ありがたく思え」


「えーと……アンリさんはそれでいいんですか?」

「まぁ、いれば少しは役に立つだろう。少なくともソフィアが危険に晒されれば、盾替わりくらいには使えるからな」


「おい、アンリ。俺の扱いが雑すぎるだろ」

「新兵の時に殺さずに見逃してやったんだから少しは役に立てよ」


「クッ、ソフィアの親父じゃなければとっくに殺してる」

「イージャ、私はパパとママの方が大事だからねパパと喧嘩したら私はパパの味方だよ?」


「……」


 なんだかロマノフスキーさんって凄い残念な人なの?

 そう思ってたら、冴羽社長が話を纏めてくれた。


「色々、話したい事はあるだろうけど今は時間が無いから要点だけだ。今回のスタンピードにおいて貴重な戦力として協力してもらう事になった。よろしく頼むね」

「社長、ロジャーとグレッグと樹里さんと美穂さんも私の護衛任務で勝手についてくる事になりました」


「そうか、これで戦力的には何とかなりそうだね」


 ゴールドランカーの一位から四位までが揃う豪華な布陣となっちゃったよ……

 ちなみにロマノフスキーさんの鑑定をしようとしたけど、普通に弾かれちゃった。

 スキルなのかなぁ?

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