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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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第150話 カルボナーラと気配感知

 そろそろ、お料理を始めようかな? と思って食堂に行くと、まだ杏さんや希も寛いでいた。


「心愛ちゃん。提案があるんだけどいいかな?」

「はい、杏さんのお願いなら何でも聞いちゃいますよ」


「D-CANの関係者は出来るだけ一緒にいた方が警察庁の青木さんや、樹里ちゃんたちも警備がしやすいと思うんだよね」

「先輩、聞こえましたよ。今すぐ越してきます。私部屋もベッドも先輩と一緒でいいですから」


「杏さん、私の貞操の危機が迫りそうな気がするからちょっと希は保留にしたいです」

「先輩、か弱い後輩が危険にさらされる状況を見過ごすのは良くないと思います」


「私が危険を感じたらすぐ追い出すからね?」

「匂い嗅ぎ放題だけでとりあえず我慢します」


「何か心配だなぁ」

「私もここで一緒に住んでもいいかな? ほら、日向ちゃんのお義父さんの件もあったし、私も各国の諜報組織に狙われても不思議はないでしょ?」


「杏さんは大歓迎です。一緒にお風呂とか入りたいです」

「ちょっ、心愛ちゃん発想が希ちゃんと変わらなく無い?」


「先輩、お風呂は私と一緒に入りましょう」

「えー」


「Aだけどえーじゃない」

「一応お母さんに確認しますね」


 そう言って佐賀に居るお母さんに電話をすると、まだ当分お婆ちゃんの家で荒れていた畑とか手伝わされてるから、好きにしてって言って貰えた。


 あ、そういえば大事な事聞き忘れてた。

 お祖母ちゃんの所で手伝ってくれてる中国系の人ってどんな繋がりで来てくれてるのかな?

 どうせお母さんに聞いてもよくわかんないだろうからアンリさんに連絡を入れてみた。


『どうした、お嬢』

『こんばんは、あの、ちょっと聞きたいんですけど佐賀のお祖母ちゃんのとこに居る人たちって、アンリさんの知り合いの方ですか?』


『ああ、そうだ』

『やっぱりですか。警察の人から聞くまで何も知らなかったです』


『気にするな、五郎との約束だからな』

『あの、ありがとうございます』


 お礼を言って電話を切った。


「杏さんOKですー、部屋は沢山あるから好きな部屋選んでくださいね」

「ありがとう、荷物はそんなに多く無いし別に今のマンションも解約はしないから、今日中に済ませておくね」


「私は、歩いても三分だからとりあえずパジャマと歯ブラシだけ持って来ますね」

「希、教科書は持って来なよ?」


「えぇ、勉強なんかしたら先輩との大切な時間の妨げにしかならないですよ?」

「いいから持って来なさい」


「はぁい」


 こうして今更だけど、ちょっと危険な共同生活も改めてスタートした。

 希と杏さんが荷物を取りに一度家に戻っている間に、お料理を始める事にした。


「日向ちゃん、今からお料理始めるよー」

「はーい、もうキッチンスタジオの準備は出来てますよー」


 今日のお料理は前にオークのバラ肉で作ったパンチェッタを使った『カルボナーラ』だよ! 魔鶏の卵と合わせて作ったら絶対美味しいよね。


 まずは、材料を準備する。


 パスタは一人前乾麺で100g私の好みは1.6mmの太さの麺だよ。

 お湯をたっぷりと沸かして置く。

 大体麺の量の十倍が目安だね。


 パンチェッタは厚切りの1cm角位に切って置く一人前で80gくらいでいいよ。

 にんにくは、一人前で一欠片をみじん切りにしておく。

 

 ソースの材料は


 生クリームを使う事が一般的だけど、お父さんのレシピでは牛乳の方がしつこくならないから牛乳を使うよ。

 デリシャスミルクポーションを150ml

 魔鶏卵の卵黄を一個分

 パルメザンチーズはたっぷり目で30g

 モッツァレラチーズを30g

 昆布茶を小さじで二杯


 これをボールの中で混ぜ合わせて置くよ。


 沸いたお湯の中に塩を一つまみ入れて、アルデンテより少し硬めに茹で上げる。

 その間に、フライパンにオリーブオイルを引いて、にんにくを炒める。

 コールドスタートで香りが立ってきたら、パンチェッタを入れて強火で炒める。

 表面がカリッとして来たら、一度濡れ布巾の上にフライパンを載せて、粗熱を取る。


 弱火にして、ソースをフライパンに入れよく混ぜる。

 この時火加減が強いと、卵がぼそぼそになっちゃって、舌触りが良くないからね!


 茹で上がったパスタをフライパンに入れ、中火で絡めるように混ぜ合わせる。


 お皿に盛り付け、あらびき黒コショウを多めに散らして、卵黄を中央部にのせる。

 セルフィーユで綺麗にデコレートしたら出来上がり!


 牛乳を使っているけど二種類のチーズが十分に濃厚さを出してくれるから、ボリューム感もたっぷりだよ。

 モッツァレラチーズを半分ゴルゴンゾーラに変えても、チーズ好きな人にはたまらない一品に仕上がるからね。


 カルボナーラが出来上がったころには、杏さんと希も戻ってきていた。

 勿論、普通の牛乳で作ったバージョンも用意してあるので、四人でさぁ実食!


「お父さんレシピのカルボナーラ本当に美味しいなぁ。昆布茶の優しいうまみ成分が、愛情たっぷりな感じなんだよね」

「しぇんぴゃい、超美味しいですぅ。チーズの香りが凄いですね」


「本当美味しくて綺麗で最高ですー」

「とっても素敵だね、幸せな味ってこういうのを言うんだね」


「今日のパスタで使ったパンチェッタの作り方も次回、アップしますねー」


 そんな感じで撮影を終えると、スキルの取得を行う。


『セレクトスキルの選択権を獲得しました』


【気配感知】

【スキル強化】

【スキル強化】

【スキル強化】


 またスキル強化だ。

 やっぱり次の段階を求めてるって事なのかな?

 でも……最近、私に気付かれずに警護についてる人たちとか普通にいるし、ちょっと危機管理能力を強化しないといけないから【気配感知】が正解だよね。


~~~~

【気配感知】

自分の周りにある物質を感知できる。

レベルの上昇で感知の精度、有効距離が上昇する。


LV1  人物感知  百メートル以内で有効

LV10       二百メートル以内で有効

LV30 魔物感知  五百メートル以内で有効 魔物の存在が感知できる

LV50 生命感知  千メートル以内で有効  指定した生命体を感知できる

LV100物質感知  一万メートル以内で有効 指定した物質を感知できる


~~~~


 流石にスキルだなぁ、超優秀じゃん。

 今の私だと、千メートル以内で迷いネコとかでも探せるって事かな?

 レベル百になったら宝探しとかできそうだね……

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