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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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第128話 大結界とクレムブリュレ

 首相官邸から直接金沢へと転移して葛城一佐へ面会を求めた。


「心愛ちゃん、今、斎藤防衛大臣から連絡があった。結界構築の件、総理から直接頼まれたんだって?」

「はい、なんか急に決まっちゃいました。避難が行われているのはどのくらいの範囲なんですか?」


「ダンジョンを中心として半径二十キロメートル以内には人が住んでいない状況だね」

「あの、実際に魔物との遭遇があるのはどれくらいの範囲まででしょうか? 維持に必要な魔石の問題もあるので出来る限り隔離範囲は狭い方がいいと思うので」


「確かにそうだね。十五キロメール以内の範囲ではまだ頻繁に発見されるがそれより外になると極めて少ないな。むしろ三十キロメートル以上離れた場所での目撃の方が多いくらいだ」

「それは、もう各個撃破しかないですね。半径十五キロメートルで設置します」


 確認を取ると大結界を発動した。

 巨大なボール状のそれは、壁に触れると揺らぎを感じるが触れない限りは無色透明で、乗り物に乗っていたりするとまず気づけない。


「乗用車や航空機は特に注意するようにして下さいね。普通に事故につながりそうですから」

「わかった。早速結界全体を取り囲むように、カラーコーンとトラ柄ロープを設置させよう」


「出入口なんですが、一か所だけしか設定できないのでどこがいいですか?」

「そうだね、小松空港側の国道上にしてもらおう」


「了解です」


 出入口を作れば一々許可を出さなくてもよかったので助かったが、裏設定もあり許可を出した人物や私に関しては結界を自由に通り抜けることが出来るんだけど、教えると面倒になりそうだから、出入り口を使ってもらうようにしようっと。


 これにより、結界の外側に関しては大幅に危険が減少する事になった。

 ただし結界内部においては、居住不可地域となり金沢ダンジョンを中心としたダンジョンシティーが構築されることになる。


 下関ダンジョンもここに移築した方がいいかもしれないけど、下関に通ってた人たちが困るかな? 君川さんに相談してみよう。


 設置を終え漸く博多へ戻ると、今日もデザートを作ることにした。


「日向ちゃーん。お料理始めるよー」

「はーい、すぐ行きまーす」


 日向ちゃんが撮影準備をしてる間に、材料をそろえる。

 今日作るのはクレムブリュレだよ!


 では早速! なぜか呼び方に父さんの拘りがあって『クレーム』と伸ばしちゃダメなんだって、意味解んないし。


材料


デリシャスミルクを百八十グラム

デリシャスミルク八十グラムに無塩バター九十五グラムを加えて溶かした手作り生クリーム

バニラビーンズ四分の一本分

鶏王の卵黄三個分

はちみつ六十グラム


カラメル用和三盆糖適量


材料は以上だよ


ミルク、生クリーム、バニラビーンズ(さやとシードを分け両方入れる)を鍋でゆっくりと温める。

丁寧にゴムベラでかき混ぜながら七十度まで温める。


卵黄に蜂蜜を入れホイッパーでしっかり混ぜる。

鶏王の卵黄は味も濃厚だから絶対美味しいよね。


蜂蜜も少し温めて置くと混ざりやすいよ。

泡立てないようにね!


温めたミルクを三回に分けて卵黄に注ぐよ、注ぐたびにホイッパーでしっかり馴染ませてね。


馴染んだらシノワで一回濾してココットに注ぎ分けるよ。

この分量だとココット六個分くらいだよ。


ココットに注いだ時に泡が有ったら、バーナーでさっと熱すると泡は消えるからね。


天板にお湯を張って(八十度くらい)ココットを並べて、百四十度に設定したオーブンで二十五分程焼くと出来上がりだよ。


ココットを揺らしてみて表面が波打たないくらいならOK


粗熱を取った後で、冷蔵庫でしっかりと冷やす。


食べる直前に最後の仕上げだよ!

ココットの上に和三盆糖を振りかけ、バーナーで焼きカラメル上に溶けたら出来上がり。

グラニュー糖やキビ糖でもいいんだけと、こだわるなら和三盆一択だよ!


 勿論、日向ちゃん用の普通の牛乳バージョンも用意して、さぁ実食!


「うん!!!おっけぇ、最高、超幸せぇええ」

「シンプルなだけに、素材の良さが際立ちますー」


『セレクトスキルの選択権を取得しました』


【スキル消去】

【テレパシー】

【気配感知】

【スキル強化】


 スキル強化かぁ、今の所強さで不満は無いし犯罪者が【リミットブレイク】を覚えちゃった時の対策としても【スキル消去】を獲得しておかないと駄目かな?


 スキル消去を獲得した。


「先輩、今のってスキルの獲得してたんですか?」

「あ、そうだよー」


 つい日向ちゃんの見てる前でそのまま獲得しちゃった。


「毎回お料理作るたびにスキル獲得してたりするんですか?」

「ま、まぁそうだね」


「いいなぁ、私も自分だけの強みみたいなのが欲しいです」

「そうだね、JOBを身につければオリジナルな成長が出来そうだよね」


「メイドに似合うJOBってなんでしょうか? やっぱりアサシンかな?」

「なんでアサシン(暗殺者)? メイド自体がJOB名っぽくない?」


「そっか」

「今までの経験上、強く願いながら宝箱を開けると希望に近い物が手に入ることが多いと思うから下関でボス倒してみる?」


「やってみたいですー」

「聖魔法を持ってるから苦労はしないと思うけど、希に試験期間中はダンジョン禁止って言ってあるから、今からコソっと行ってみようか」


「いいんですか?」

「日向ちゃんは試験は大丈夫なんでしょ?」


「はい!」

「じゃぁ余裕だね、でも、まだ下関ダンジョンは行った事無かったよね?」


「そうですね」

「二十二層までだから超特急で行っても八時間くらいはかかっちゃうよ?」


「大丈夫です。頑張ります」


 それから二人で下関にテレポで移動して、朝五時くらいまでかけて最終層に到達した。

 今日も寝不足だね……


「ホーリーランスを連発すれば大丈夫だからね。時間がかかって取り巻きが出たら私が対処するからドラゴンゾンビに集中してね」

「はい」


 無事にドラゴンゾンビを倒すことに成功した日向ちゃんがパーティ作成のスキルを獲得して奥の部屋へ移動するとお約束の三つの宝箱が並んでいた。



「一つだけ選んでね」

「緊張しますね。左のにします」


 日向ちゃんが選んだ宝箱から出てきたのはピカピカに磨き上げられたミスリルのお盆だった。

 裏側には腕に固定するような革のベルトもついている。


「まるで鏡みたいですね」

「そうだね鑑定してみるね」


~~~~

『ミスリルトレイ』


【JOBメイド】を取得するフリスビー。

盾としても使え、魔法を反射出来る。


JOB取得確率は、運と知能の数値によって変化する。

~~~~


「先輩、やりましたー願いが叶っちゃいました」

「よかったねー、本当に思いが通じるんだね。純粋に盾かと思ったけどフリスビーって事は投擲武器にもなるんだね」


「そうですね、試験が終わったらこのトレイでガンガン敵を倒しちゃいます!」

「頑張ってね」


今日のランキング

 柊 心愛  LV59 ランキング  7,700位 ランクレッド

 JOBワイズマン  LV3

 JOBアルケミスト LV3


 川口 日向 LV45 ランキング 15,486,589位

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