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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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第10話 六層のボス戦

 買取の査定とAランクの認定、専任担当の決定なんかで二時間も掛かっちゃった。

 でも杏さんが居てくれて助かったよ、他の人だったら絶対面倒臭い話になってたと思うし……


 もう十一時だから狩りは四時間くらいにしとこうかな?


 時間も勿体ないし六層からスタートしちゃおう。

 周りを確認して誰も居なかったので、プレートを階段横のダンジョンリフトに(かざ)した。


 壁に飲み込まれると六層をイメージして、もう慣れて来た浮遊感を感じた後で六層の上り階段の横へと現れた。


 金属バットを取り出して三回ほど素振りをした。


『ブォン』と風を切り裂く音が響く。


「うん、絶好調!」


 この階層で肩慣らしをしつつ目的の七層へ向かおう。

 六層は豚さんのお肉が手に入るからね。


 今回は運も高いからきっと高級霜降り肉が期待できるかな?

 七層への階段に向かって進むとグレートボアが現れた。

 長い牙を持つ全長三メートル程のイノシシ型の魔物だけど、まっすぐ突進してくるだけだから、怖がらずに鼻っ柱をバットでジャストミートすると比較的対処はしやすいんだよね。


 見事に狙い通りの場所を振りぬくと、横倒しに倒れたので脳天を叩き割って倒した。

 ドロップは狙い通りの高級霜降り肉だった。


(ラッキー! これで今日の献立は、なんとかなるよね! 帰りの電車の中で考えようっと)


 それから何度かの戦闘を繰り返しながら、七層への階段にたどり着いた。


(ここの階段はまだ降りた事無いんだよね)


 守護者はオークリーダーが三匹のオークを従えて出て来るはずだ。

 これが今まで七層へ降りなかった理由なんだけど、ソロで複数の敵を撃破するのは能力的には上回っていると解っていても結構心配なんだよね。


 守護者の居るボス部屋へ入るとオークリーダーと三匹のオーク、あ……一匹はアーチャーだ。

 遠距離は危険があるしアーチャーから倒そう。


 鑑定スキルを手に入れた私だけが気付いた、このダンジョンのルールとして基本的にダンジョンの階層数と敵のレベルはイコールなんだよね。

 守護者と呼ばれる中ボスだけは階層数プラス三レベルの敵が現れている。


 この事実を発表しちゃったりしたら結構な話題になるんだろうな? でも、もし発信源が私だとばれちゃった時の事を考えると、とても発表なんて出来ないよね。


 実質、今の私の敏捷はレベル十七相当だから、レベル六とレベル九のオークたちを相手にするのは全然余裕なんだけどね。

 素早くオークアーチャーの側に駆け寄ると、弓に矢を(つが)えている間にアーチャーの頭を金属バットでジャストミートして倒した。


 残り三匹、落ち着いて取り巻きからしとめよう。

 二匹のオークを順に倒して残りはレベル九オークリーダーだ。


 圧倒的に有利な敏捷で近寄ると、膝のお皿を思いっきりバットで振りぬいて、その場に転ばす。

 思いっきりバットを振りかぶって、頭蓋骨を打ち砕くと、オークリーダーも黒い霧へとつつまれて消滅して奥の下り階段への扉が開かれた。


 そして、その場には宝箱が現れていた。


「凄い、やっぱり運百以上は伊達じゃ無いよね」


 宝箱へ近づいて鑑定を掛ける。


「罠も無いようね、さぁ何が出るのかな?」


 あ……武器だ。

 鑑定してみよっと。


【オークの金棒】


 ダンジョン鋼を削りだした頑丈な金棒、リベット状の突起が敵の急所を打ち抜くと、クリティカルダメージが発生する。


 やったぁ、これって絶対、私にうってつけの武器だよね! グリップの辺りにテープ撒いて滑り止めとかはした方が良いかな? 


 ここで私は気づいた。

 あれ? 私って聖魔法で七層に挑むつもりで出て来たけど、一度も魔法使った事ないや……


 ちょっと練習しないとやばいよね?


 この部屋は一度出るまでの間は、安全地帯だからここで練習しちゃおう。

 今使えるのはホーリーアローだけだよね?

 あ、でも今のボス戦でもしかしたらレベル十五になってるかも?


【鑑定】

  柊 心愛 17歳(女) LV15 ランキング1,561,345,289位


HP 1800/1800

MP  180/180

攻撃力  21  +-

敏捷性  18  +-

魔攻力  51  +-

魔防力  18  +-

知能   18  +-

運   101  +-


ポイント 10  +-


スキル:【鑑定】【超成長】【ステータス調整】【アイテムボックス】【聖魔法】


 やっぱり上がってた!

 これで範囲魔法のホーリーシャワーも使えるから安心だよね?

 ポイントも振り分けておこっと。


HP 2000/2000

MP  200/200

攻撃力  21  +-

防御力  20  +-  

敏捷性  20  +-

魔攻力  51  +-

魔防力  20  +-

知能   20  +-

運   103  +-


ポイント  0  +-


 それから何度かホーリーアローとホーリーシャワーの試射を繰り返して、魔法発動の感触を掴むと七層へと降りて行った。


 階段を下りながら魔法の事を考えていた。


 でもなぁ、魔法は発動媒体みたいな武器が欲しいかも……

 なんかイメージだけで打つとちょっと威力が出切って無いような気がするんだよね?


 なんか魔力が霧散するような感じって言うのかな、絶対に発動媒体っぽい武器も有ると思うから探してみようかな。

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