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・女神が母親になるのはおかしいって思うの自分だけ?

紅紙紬


一人称:俺 僕


二人称:名前呼び お前 テメェ


使用武器:魔法製造で作った様々な武器(しかもめちゃくちゃ硬い)


特技:剣道 弓道 体術


好きな食べ物:甘い物


嫌いな物:漬物や福神漬などの渋いヤツ(紅しょうがなども含む)


所属:ドラグーンレッド


所謂テンプレ死亡をしてしまった高校生。女神からの計らいで異門の影響で異世界要素魔法と魔力が発展した現実世界へと転生した。誰にでも優しく接することが出き、困ったヤツを放っておけない性格。


母さんの進めで来世ではエルノウヴァ魔法全門学校のドラグーンレッド寮に入ることになる。


女神でもあるその来世の母親から様々なチート能力を有している。


・敵がどこにいたりとか、壁で見えない、遠くにいる物などを耳で瞬時に聞き分ける感覚能力。


・どんな圧倒的な攻撃を喰らってもすぐに回復する治癒力。


・敵の攻撃を予測する魔眼フレアヴキ


などなど、色々な能力を手にしている。




どうも、紅紙紬(こうがみつむぎ)です。


異世界転生を完了して来世の世界にやって来ましたが…


目が覚めたら赤ちゃんになったり!


現実世界とあまり変わらなかったり!


女神が母親になってたり!


ともうゴチャゴチャなんだよ!なんなんだよこの世界!異世界要素どこにいった!転生だよ!転生物だよ!(メタ発言)


転生したのに現実世界へ来たの何でなんだよ!ふざけるなぁー!


紬「(おい母さんこれどーいうことだよ!俺を転生させた世界は異世界じゃなくて現実世界やん!説明して貰おうか!)」


俺は転生させた女神にして自分の来世の母親「紅紙炎陽(くれがみ えんよう)」に問い詰める。


炎陽「えぇとね?この世界は異門と呼ばれるいわゆる異世界からのゲートみたいなヤツがあるの。」


紬「(異門?)」


炎陽「えぇ…そこから魔力だの魔法だの、さらにはエルフとか、魔物とか…技術とかがこの世界に放たれた…異門は様々な異世界からの古い建物…異跡を残しながら消えていったわ。」


紬「(それでどうなったんだ?)」


炎陽「この世界の人々は異門から来た人々たちの力を借りながら、この現実味のある世界と異世界の街が混じった都市を作り上げたわ。異門が出た場所はここだけじゃないんだけど、場所によってサイバーパンクだったり、スチームパンクだったりする街がこの世界の様々なところに点在しているのよ?」


母さんに抱っこされながら我が家へと帰った。ここが俺がこれから住む家だ。流石は女神であるうちの母…建物はめちゃくちゃ和風で落ち着きのある景観だ。


紬「母さん…もしかして和風好き?」


炎陽「よく分かったわね?これから大事に育てるからよろしくね〜♪((( ◦`꒳´◦)`д゜*)スリスリ♡」


紬「ちょっ……か、母さん……やめ…前世のマンマに……怒られる……」


拝見、前世の母と父、そして綺麗な姉とカッコイイ兄と可愛い妹と弟たち…俺はなんとか来世で生きてます…


それからして俺は小学4年生になりましたと…俺は母から色々とこの世界に必要な魔法などを学んで自身に繋げた。


この世界、魔法があるのにも関わらず詠唱が無いのが基本だそうだ。詠唱を使う魔法は稀らしい。


紬「ふーむ…やっぱり自分の体術に合わせた魔法がいいな?」


炎陽「自分の体術に?」


紬「そ、例えば…今そこにある鉄パイプ。これを1個取って…」


俺は鍛錬所の近くにあった鉄パイプの山から1つパイプを取る。そしてそれを炎魔法である形に精製していく。


炎陽「お、剣が出来たわね?」


紬「どうだ?これは俺が考えた武器製造魔法さ。ま、俺の体質は炎魔法しか使えないのが難点だ。あとは無属性で相手に立ち向かうぐらいかな?」


炎陽「なるほどね…んじゃ、少し試してみる?」


そう言った母さんは鞘から刀を抜き、戦う準備を始めた。そして俺も製造した刀を構える。


紬「ふん!」


炎陽「はっ!」


お互いの刀がぶつかる音が鍛錬所で鳴り響くなか、俺と母さんは互いに笑いながら刀を振るう。


炎陽「少し腕が上がったわね?何かあった?」


紬「別に?母さんが教えたことを何回か繰り返して、応用に活用したりしたからかな?そのお陰でアンタには感謝しているよ!」


そう言った俺はその場から一度下がり、鉄パイプを持って刀をもう1つ炎魔法で製造する。


紬「さて……ここからは溶接だ!」


そう言った俺は2本の刀を合体させ、弓のようにも見えて大型の剣にも見える武器を溶接して製造する。


炎陽「それは!?」


紬「ここからが本番だぜ!」


そう言った俺は真ん中に親指と人差し指を寄せ、矢をつまんで引くように下げる。すると炎魔法で精製された矢が現れる。


そして指を離したと同時に炎の矢は母さんに向かって放たれる。しかしそれを無様にも下に落とされてしまった。だが…


紬「まだだ!」


炎陽「!?」


しかし俺は問答無用でさらに矢を母さんに放つ。それを見た彼女はちょっと絶句しながら俺に向かってこう言い放った。


炎陽「ちょっと!弓なんて反則よ!反則!」


紬「俺の特技は剣道だけじゃないことを知っているのは母さんだけだろ?」


炎陽「もぉーーー!紬の意地悪!」


紬「女神で母親なのに文句言うなよ…俺の勝ちな?」


炎陽「うぇーーーーん( > <。)」


紬「たく子供かよ…」


あまりにも子供っぽい鳴き方をしたことで呆れた俺は精製した武器を魔法陣に入れて収納。メイドを呼んで慰めるようにお願いしたのだった。そして数日後…


紬「もう大丈夫か?」


炎陽「う、うん…」


紬「ちょっと悪い戦い方しちゃったな…女神様に罰当たりしたみたいだ。」


炎陽「ま、それなりに強くなっているってところね?」


紬「そうだな。」


炎陽「さ、今日はアナタが勝ったからいいもの作ってあげるわよ!」


紬「おっしゃー!今日は沢山食うぞー!」


そして……15歳になった日に俺は母さんのススメでエルノウヴァ魔法全門学校に通うことになったのだが、玄関前に藤色のロングヘアーの女性が待っていた。


???「今日からエルノウヴァに通う紬くんね?」


紬「は、はい…」


愛娘「私はその学校の理事長、黒ヶ種愛娘よ?よろしくね。」


炎陽「息子をよろしくお願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ」


愛娘「はい♪お任せくださいな♪さ、荷物を持って!リラックスしてちょうだいね?」


紬「は、はい。」


理事長さんに連れて行かれ、リムジンのようなものに乗った俺…ごちゃ混ぜにされたファンタジー現実世界で俺の第二の学園生活がこれから始まるのだった。



紅紙炎陽


トラックに轢かれて死んでしまった紬を異世界に転生させた女神でありながら、その転生した来世の母親。紬を息子のように(実質来世は母親だが)大事に思っており、彼に様々な力を与えた。


調子に乗るところがあったり、負けたり子供っぽい一面をを出すなど色々と表情が多い性格である。



次回


・入学!転校!エルノウヴァ魔法全門学校!

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