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 いい機会だと悠は思っていた。誰も知らない人たちの中で、一から始めよう。もう似合わないなんで言わせない。完璧なお姫様になると。




 ふと目を覚ますと、窓の外は見慣れない風景でした。ここはどこだろうと辺りを見回します。聞こえてきたアナウンスは、両親が降りるよう指定した駅の名前でした。私はバックを抱え、電車を降ります。改札口を抜けるとそこには両親の姿がありました。


「お父さん、お母さん、ただいま帰りました」

「おかえりなさい。悠」

「おかえり」


両親は笑顔で私を迎え入れてくれます。懐かしい顔です。私になかにはもう、夢の名残はありませんでした。




 夢で見た幼い日々。


 記憶の底にしまい込んでいた日々。


 あの頃の私はもういない。


 お姫様を夢見る前の私。


 負けず嫌いで、喧嘩っ早かった私。


 本当は隠れているだけで、私の中にいるのだけれども。


 いないふりをしている本当の私。








 Fin


シンデレラの続きを書くにあたり、この話が合った方がいいかなと思い書くことにしました。

ノリと勢いで生まれた作品です。

自分でもツッコミを入れる内容です。


番長と女番長って……。


この話はなぜ、悠は喧嘩が強いのかと言うことと、何があってお姫様になろうとしたかって話です。


人の名前を考えるのが大変で、悠の他に一人しか名前が出てきません。

彼、また、どこかで出せたらいいですね……。


なにはともあれ、最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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