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世界のお話
処女作です、読み辛い点、不可解な点などありましたら教えて頂けると嬉しいです。
昔、世界は一つの大陸だったという。
大陸には十の国があった。
十の国はやがて悪魔にそそのかされ、争いを始めた。
そこに天より大いなる剣を携えた天使が舞い降りた。
天使は大陸を十に斬り裂き、争いを収めた。
人々は天使の怒りに触れぬ様天使を讃えた。
天使は神となり、その後も幾度となく繰り返される争いを止め続けた。
......それはいつ頃からだっただろうか。
神は争いを止めに来なくなった。
神の名は「ギクス」。
戦を司る戦神として、後世に語り継がれる事になる。