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「反日本軍」2
「こんな所で会うとは、驚いた」
薫が言った。
薫とわ、国立能力学校で一緒だった。
国立能力学校は、無能力者のための学校だ。
そこにいけば、能力が使えるようになる。と、言うのが常識だけど
俺と薫は、能力が使えなっかった。
唯一の友達だったが、中学が違う学校になったから、会う機会がなっかた。
「俺だよ!」
「拓也!もう能力使えるようになった?」
「いいや!お前は?」
「俺も」
「薫って剣道やってたよな?」
「うん!だけどやめた」
「なんで?」
「今の剣道・・・いやスポーツのルール知ってるか?」
「いや知らない!」
「今のスポーツは、能力を使っていいんだよ。」
薫の目が鋭くなった。
「それって・・・」
言葉が詰まった。
薫は、説明を続けた
「公式試合でも、去年能力を使ってよくなったんだ」
「マジかよ・・・」
「能力使えないヤツは、いらないって」