第七話 移籍
入試終わりました
第七話 移籍
神宮「それではこれより 草津支部対立教支部 の試合を始める 審判は先生がやるか らな
お互い礼」
全員「お願いします」
神宮「慶太、草津支部の順 番はお前が決めてく れ試合は団体戦形式でやるからな」
慶太「分かりました」
「みんなどうしようか この中で一番上手い子は だれかな」
全員「良くんです」
慶太「じゃあ最後は良君で いこう」
良「分かりました」
慶太「じゃあ
一番目、健汰君 二番目、大器君 三番目、準君 四番目、拓也君 五番目、良君 これで行こう」
全員「はい」
大器&健汰
「団体戦って何」
健汰「団体戦っていうのは ね一チーム五人で戦 って先に三勝した方 の勝ちだよ」
全員「なるほど」
拓也&準
「じゃあけんちゃんとたい ちゃんと良君で三勝だね 」
大器&健汰
「任せといて」
良「僕が勝てるか分からな いよ」
慶太「拓也君、準君そんな 人に頼ってたって 上手くなれないよ そんないい加減な 気持ちでのぞむなら 今すぐ帰れ 自分が勝つつもりで やらなきゃだめだ」
拓也&準「はい
ごめんなさい」
慶太「分かればいいんだよ 頑張ろうな」
そう言って拓也と準の頭をなでた
神宮「決まったみたいだな それじゃあ始めるぞ 型は拳雷の型」
注拳雷の型とは基本中の基本で試合でも一二回戦で主に使われる
神宮「先鋒前へ」
草津支部の全員
「先鋒って何」
慶太「試合の順番のことだ よちなみに
一番目を先鋒 二番目を次鋒 三番目を中堅 四番目を副将 五番目を大将って
いうんだよ」
全員「へえー」
準「大将ってなんかかっこ いい」
慶太「大将は一番上手い子 がやるんだ」
拓也「だから良君が大将な んだ」
神宮「先鋒はやくしろ」
健汰「勝ってくる」
全員「頑張って」
神宮「始め」
健汰は負けた
神宮「次鋒前へ」
大器「僕は負けないぞ」
しかし
大器も負けた
神宮「次、中堅」
準も負けてしまった
これで三勝で立教支部の勝ちが決まった
神宮「次、副将 拓也はやくしろ」
拓也は自分が負けると思っていた。それもそのはず 草津支部で勝ったことがないのは拓也だけだったから誰がみてもわかるくらい拓也の目はしんでいた
そんな時
「ばちーん」
鈍いおとがなった
慶太が拓也を殴っていた
慶太「前にも言ったはずだ いい加減な気持ちな ら帰れ」
拓也「ひっく」
慶太「悔しくないのか皆が 負けて オレがかたきをとっ てやろうと思わない のか」
拓也「悔しい」
慶太「だったらぶつけて こい」
拓也「はい」
和人「早くしてよ」
拓也の相手は和人だった
神宮「始め」
拓也「絶対勝つ」
神宮「こんな拓也初めてみ るな
すごい気迫だ
慶太のやつ拓也の力 を引き出したな」
慶太「最初に見たときに もしかしたら力が 眠っているような きがして副将にして みたけど ここまでとはな 今の和人じゃあ勝て ない」
神宮「拓也の勝ち」
草津支部のみんな
「やった」
立教支部のみんなはすでに三勝しているので
今の試合を見ていたのはほんの少しだった
拓也「初めて勝った」
慶太「やればできるじゃん その気持ちを忘れる なよ」
拓也「はい」
拓也は初勝利を草津支部のみんななで喜んでいた
慶太「こいつは化けるかも しれないな」
神宮「次、大将」
次は良対雅弘だった
雅弘もかなりの実力者
だが、良はその上を行く誰から見ても実力差は明らかだった
神宮「良の勝ち」
草津支部のみんな
「さすが良君」
立教支部のみんな
「あいつすげーよ 雅弘に勝ったぞ」
そして合同練習に入った
神宮「今日はここまで」
全員「ありがとうございま した」
神宮「草津支部のみんな 今日はどうだった 」
大器&健汰
「先生僕もっと頑張るよ」
準「僕も」
拓也「僕も」
神宮は皆がさらにやる気になってくれて満足そうだ
神宮「良どうしたさっきか ら黙ったまんまで」
良「先生、僕は立教支部に 移りたいです」
全員「えーー」
良「ここにはたくさんの 先輩達がいるし練習 時間も多い 僕はもっと強くなり たい」
神宮「良、わかった他には いないか」
大器「僕は草津支部が好き だし、草津支部で勝 ちたいからパス」
健汰「僕も草津がいい」
準「良君がいなくなるのは 寂しいけど僕も草津に 残る」
拓也「先生、僕も立教支部 に移りたいです (みんなと離れるの は辛いけど幼稚園 や試合で会えるし それに僕も強くな りたい ここで練習すれば さくらちゃんに 追いつけるかも)
神宮「分かった じゃあ来週からここ にこい」
拓也&良
「はい」
こうして拓也達は立教支部に移籍した
なんかスポコンになりすぎてるような
次は恋愛要素を入れていきたいと思います