第四十三話 確かな成果
拓也が三年生になって約一ヶ月がたった。
拓也も学校にだいぶなれてきた。
西田先生は相変わらず厳しい。拓也は何とか一日、一日をこなしている。
拓也の体も少しは柔らかくなった。
今日もいつもの通り、空手に行く。
いつものように地獄の練習。更にその後の、地獄の特訓。
拓也「(何か今日は動きやすかったな)」
神田「拓也」
拓也「はい」
神田「少しは柔らかくなったみたいだな。その調子で柔軟を続けろよ」
拓也「はい(久しぶりに誉められたな。いつも、ガミガミ怒られてばっかりだから何か嬉しいな)」
神田「(少しはマシになると思ったが予想以上だな。これなら優人のいいライバルになれるかもしれなんな。アイツはレベルが高すぎる。それ故にアイツにはライバルが必要だ。拓也、お前は優人のライバルになれるか?)」
県大会まで後、一週間。