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ライバル OR・・・・  作者: ウッチー
小二編
34/51

第三十三話 四軍

神田が来てから半年が過ぎた。




60人だった門下生もとうとう30人になった。




やはり、神田の地獄の練習についていくのは難しいかもしれない



拓也も例外ではない。もう何十回も嘔吐していた。




拓也の体重は5㎏落ちていたのだった。




それでも続けて来れたのは和人や雅弘がいたからだ。三人で励ましあいながら頑張った。




現在2月



来月は少年大会が控えている。




神田「これから少年大会の団体戦のメンバーを決める。と言っても、A、Bチームはすでに決めてある」




Aチーム

先鋒・・・

次鋒、雅弘

中堅・・・

副将・・・

大将・・・

以上だ。



続いてBチーム

先鋒・・・

次鋒和人

中堅・・・

副将・・・

大将・・・

以上だ




神田「今からC、Dチームのメンバーを決める。A、Bチームは隅で拳雷の型をひたすら練習しておけ」




拓也は選ばれなかった。




雅弘「(拓也。はい上がって来い)」




和人「(拓ちゃん。待ってるよ)」




雅弘も和人も拓也を心配していなかった。

二人は拓也を信じていたから。




拓也「(僕だけ、選ばれなかった。泣いたら駄目だ)」




神田「拳雷の型始め」

みんな拳雷の型を始めた



そして、終わる。




ばしーーん

神田が地面をたたく。




神田「お前らはやる気があるのか

そんなんだったらCチームとDチームは要らん

お前らは帰れ」




拓也「いやだ!!僕は団体戦に出る」




神田「口だけなら誰だって言えるんだよそこまで言うならお前の型を見せてみろ。お前は下手くそだから選ばれなかったんだ」




拓也「(ちくしょう)」




神田「なんだその顔は?悔しいのか?」




拓也「悔しい」




神田「だったらオレに見せてみろ口だけなら誰だって言えるんだよ」




拳雷の型始め




拓也「(ちくしょう)」

拓也は全身全霊でやった。



神田「お前名前は?」




拓也「拓也です」




神田「お前はDチームの次鋒だ。あっちに混ざって練習しておけ」




拓也「はい」




それから何十回と拳雷の型が繰り返され。厳選にチーム構成された。




神田「よし。今日はここまで」




全員「ありがとうございました」




和人「やったね拓ちゃん」



雅弘「ふん。当然だろ」




拓也「嬉しいよ。例えDチームでも」




雅弘「拓也、団体戦は難しいかもしれないが、今年の個人戦は戦おう」




拓也「僕がそこまで行けるかは分からないけどね」




和人「僕も二人には負けないよ」




雅弘「勝つのは俺だ」




和人「僕だよ」



拓也「頑張ろう」




神田「おい。早く帰れ」




三人「はい。ありがとうございました」




神田「(仲間どうしで切磋琢磨して上がっていくか。いい仲間だな。この三人が将来、立教を引っ張っていってくれるだろう)」




これからが楽しみだな

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