第二十五話 VS石谷支部 前編
拓也達立教支部Bチームは一回戦を突破して強豪、石谷支部に挑もうとしていた
主審「これより、立教支部Bチーム対石谷支部の試合を始めます。先鋒前え」
和人「行ってきます」
向こうの先鋒は桜だった
拓也「(和人君、桜ちゃん)
そして、試合が始まった
和人も一回戦に比べたら
動きが良くなっている
拓也「(相変わらず、桜ちゃんの型はきれいだな)」
慶太「(驚いたな。無駄な動きが何一つない。一年生でこの完成度とはな一年生の時の茜と同じくらいか。いやそれ以上だ)」
主審「判定」
パサッ
主審「白四、赤0。白の勝ち」
和人が負けた。
和人「ごめん」
拓也「和人君はよく頑張ったよ。後は任せて」
次鋒戦が始まる
拓也「(相手の人でかいな)」
慶太「(あいつは確か毎年ベスト8には残ってる高橋だ)」
拓也「(負けられない。次鋒の僕まで負けてしまったらピンチになる)」
主審「始め」
拓也「(くらいついていくんだ)
高橋「(相手が誰であろうと関係ない)」
拓也が必死についていく
和人「あのスピードについていってるよ」
慶太「(拓也のやつここまで頑張ってくれるとはな)」
主審「判定」
三対一で白の勝ち
拓也が負けた
拓也「すみません」
智宏「拓也君は頑張ったよ。年上相手にここまで頑張ったんだから。後は僕に任せて。勝ってくるよ」
慶太「(あのおとなしい智宏がこんな強気なことを言うなんて。本当にこのチームはサイコーだぜ) 」
智宏と幸輔
「(慶太先輩までまわす慶太先輩なら絶対なんとかしてくれるはず)」
次回対石谷支部クライマックス