第十五話 最終調整
第十五話 最終調整
拓也がBチームの次鋒に選ばれてから、半年以上が過ぎ今は二月の四週目
来週は少年大会がある
神宮「今日が少年大会前の最後の練習だ。今日も練習試合をするからな」
全員「はい」
三十分後
神宮「そろそろ体が温まってきたころだろう。練習試合を始める。まずはAチームとCチーム、次にBチームとDチームだ」
今のところ、A、BチームはC、Dチームには一敗もしていない。十九戦全勝である。
だがBチームもAチームには一勝もしていない。
慶太「Bチームのメンバーちょっと集合。」
Bチームのメンバー「はい」
AチームとCチームが試合をしている間に慶太が集合をかける。
慶太「今日は全勝だ」
Bチームのみんな「おー」
勢いにのってBチームは五人が全勝でC、Dチームに勝った。
神宮「次はAチームとBチームの試合を始める。が、その前に五分の休憩だ」
慶太「Bチームのメンバー集まれ。」
慶太がまた集合をかける。
茜「(慶太君、何を言うつもりかしら油断せずにいかなきゃね)」
慶太「和人、拓也、智宏、幸輔。オレは今まで大将戦で茜に全敗してきた。こんなオレをまだ信じてくれるか?」
和人「当たり前ですよ。」
拓也「僕は、慶太先輩のことをいつも信じてますよ」
智宏「当たり前ですよ。頑張りましょう。」
幸輔「オレらの大将は慶太先輩、あんたしかいまぜ」
慶太「みんなありがとう。それじゃあオレからも皆に一言言わせてくれ」
Bチームのメンバー「はい」
慶太「和人、お前はトップバッターだ。おもいきっていけ」
和人「はい」
慶太「拓也、年上相手だからってビヒるなお前は上手くなってる。おもいきっていけ」
実際に拓也はC、Dチームの年上相手に最初は負けてはいたが、今ではほぼ互角に戦えている。
拓也「はい」
慶太「智宏、お前は上手のに小さく縮こまってるんだ。自信を持て」
智宏「はい」
慶太「幸輔」
幸輔「うぃ〜す」
慶太「お前は・・・・・・」
幸輔「なんすかこの間は」
慶太「頑張れ」
幸輔「ちょっとそれだけ?ほかの皆にはちゃんとアドバイスしてるのにオレだけ頑張れって扱いひどくね」
慶太「よしいくぞみんな」
幸輔以外のBチームのメンバー「はい」
幸輔「いいもんもうぐれてやる。」
一同「し〜〜〜ん」
幸輔「オレの扱いって!?」
ウッチー「どんまい」
幸輔「誰だよあんた」
ウッチー「管理人だ」
幸輔「何で今更出てきたんだよ」
ウッチー「だってヒマなんだもん」
幸輔「知るかよ。オレの扱いひどすぎるだろ」
ウッチー「分かった分かった。いつか主役にしてやるよ。(多分)」
幸輔「今、多分って小声で言ったしょ」
ウッチー「次回はAチーム対Bチームお楽しみに」
幸輔「無視するな」