第九話 デート中編
第九話 デート中編
今日は拓也と優が二人で遊ぶ日である。
優は何時もよりもはやく起きていた。
そして
優は布団の中で拓也のことを考えていた。
優「たぁーくんとは同じ月に同じ病院で生まれたんだよな。お母さん達が仲良しだからよくたぁーくんとは一緒に遊んだ。広ちゃんよりも遊んだ回数は多いかも。いつの間にかたぁーくんが近くにいるのが当たり前のようになってた。このまま同じ小学校、中学校、高校に行くんだってそう思ってた。でも、突然きまった引っ越し。たぁーくんに会えなくなる。そう思うと胸が苦しかった。そしてやっと分かった。私はたぁーくんのことが好きだってことに。だから今日は頑張ろ」そう決心する優だった。 幼稚園生でこんなことを考えるなんてやはり女の子の精神年齢は実際のとしよるも上と言われるだけある
優の母「優もうごはん食べなさい。」
優「はーい」
そして優はごはんを食べた。
そして車に乗って拓也の家に行った。
優「おはようたぁーくん」
拓也「おはよう優ちゃん」
拓也の母「おはよう真理今日はよろしくね」
優の母「おはよう一美任せてよ」
拓也「お母さん行ってきます」
車の中では
いろいろなはなしをしたり歌ったりした
拓也&優
「春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ」
優の母「(古ちょっとあんた達何歳よもっと幼稚園生らしい歌にしなさいよ)」
心の中でツッコミを入れる優の母だった。
拓也&優「赤いスイトピー」
歌い終わると同時に公園に着いた。
優の母「二人とも着いたよ楽しんできてね。夕方には迎えにくるからね。優、片方の携帯預けとくから何かあったら電話して」
優の母は携帯を二つ持っていて二つを使い分けている
優「ありがとうお母さん。行ってきます」
拓也「おばさんありがとう行ってきます」
優の母「はーい」
そして拓也と優は歩きだした。
拓也「優ちゃん、まずはどうする」
優「まずはロープウェーに乗って向こうの子ども広場に行こう」
拓也「うん」
拓也と優はロープウェーに乗った
(無料です)
ロープウェーの中
優「ねぇ、たぁーくんは好きな人いるの(きいちゃった)」
拓也「う〜んだれが好きかなんて考えたことないから分からないや」
優「そうなんだぁ(じゃあ優にもチャンスがあるかもしれないな)」
拓也「優ちゃんは好きな人いるの」
優は顔を真っ赤にしている
優「えーわ、わたしあの、その、えーと、(どうしようこれってチャンスなのかな)
優がそう考えるときに拓也が声をかけてきた
拓也「優ちゃんが私っていうの珍しいね」
優の普段の一人称は「優」だから拓也は少し不思議に思っていた
優「優も時々は私っていうときもあるよ」
拓也「そうなんだ。あ着いたよ」
こうして拓也と優は降りていった。
優「(せっかくのチャンスだったのに)」
心の中で思う優だった。
拓也「優ちゃんアスレチックマウンテンに着いたよ右から登るそれとも左から」
優「(そうだアスレチックマウンテンの頂上でたぁーくんに言おう)
まだまだ続きます