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俺は女神の中の人  作者: 千佳のふりかけ
第一章『不具合による転生重複』
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4話『舌戦の末、投獄』

 蘇生術の発動が第一段階に進み、魂が力場に呼び寄せられてる時の記憶が脳裏に蘇る。


 顔の分からない魔法使いの横にはルキウスさんが居る。蘇生術を成立させるには、蘇生を必要とする『祈り』が必要だ。術者に祈りなんてものは無い、だからこそ強い祈りを持ったルキウスさんがそこに呼び出された。



『君の望む祈りはなにかな? ルキウス君。自国を勝利に導きたい、そんな建前ではなく本当の祈りを教えておくれ』


『私は……目を、治したいのです』


『目を?』


『はい。この目は不治の呪いがかけられている、そのせいで賢聖様の魔法を用いても治らないのですよね?』


『そうだね。その目を治しうる事が出来るのは世界が齎す奇跡か、神の加護かの二択になるだろう』


『……私は、帝国軍を率いる長として、この目を治し前線で皆を護りたい。故に神の加護が必要なのです』


『そうか。崇高な願いだね。それほど他者への思いやりに満ちた祈りであれば、きっと……っ、彼女は応えてくれるだろう。……ふふっ。アレクトラは、心優しい女神だからね』



 魔法使いが笑いを堪えながら言う。その言葉のどこまでが本心なのか、二人の様子を魂の状態で眺めていたアレクトラは嗤いながら思った。


 アレクトラには心の正邪が視える。彼女は虫を見るような目で、凍てついた感情で、ルキウスに侮蔑と嘲笑を讃えながら呟く。



『どこまでも浅ましい男。自分の欲求をあたかも大義の為と理由付けて正当化するのか。……くひっ、わたしが出ていってコイツの願望を無視したら、焦るだろうなァ。敵国の虫どもを鏖にして去ったら、心底絶望するのだろうなァ。きひっ、ぎひひっ、きゃっはははははははははっ!!! 好いなそれ! 愉しいだろうなァそうなったら! よし、お望み通り蘇ってやろうっと!』



 そうして彼の祈りは聞き届けられ、アレクトラは受肉した。



 ……いやいやいや。性格わっるいな本来のアレクトラ! えぇ!? 今初めてこの人(アレクトラ)の人格をお披露目してもらったけど、わざと盲目を治さないでいたのかよ!? 終わってない!? ちゃんと邪神じゃない!?


 治さないというか治せないのか。にも関わらず、ただ単に目が見えなくて萎え散らかしてるルキウスさんを眺めたいが為に受肉したのか。いい趣味してんな〜。


 思ったよりも大分下品な笑い声を上げるアレクトラに引きつつ、考える。ふーむ、そんな本心を隠しながら神を利用しようとしたのか。



 記憶内のインパクトが強くてついついアレクトラに対し引いてはしまったが、言い方はともかくアレクトラの言い分にも共感できる所はある。


 蘇生術を使用するにあたって、外様の大賢者を呼び寄せるためにはエリザヴェータや元老院の人達の承認は必須だろうし、神官の理解も得なければいけないし遺骨を保管していた機関ともコミュニケーションを取らないとってなると、かなり大勢の人達を動かした事になるし使われた資金も膨大な筈。


 兵力拡大という建前は結果的に遂行されただけで、この人の本音的には目が治ったら亡命しようと企んでたっぽいし。


 なんというか、結果的に良い方向に転んでるから咎められる謂れがないだけで根本的に『自分のエゴを叶える為に国中を動かした』っていう見方しか出来ないんだよな。


 本音の部分を垣間見ると彼の意見に肯定したくなくなるというか。よくもまあぬけぬけと平然と代表ヅラ出来るなって気持ちになる。



「……アレクトラは、あんた個人の願望を好んで受肉した。兵器になることに同意したわけじゃない」


「私の、願望?」


「目を治したい、それだけがあんたの望む所だった。国の事なんかどうでもいい。あんたはその目を治して、こんな戦争ばかりの国から家族を連れて逃げ出す気だった」


「! な、何を言っているのですか女神よ!? 私は決してそのようなっ」


「……」


「そっ、そのような、事は……!」



 ルキウスの目をじっと見ていたら彼は勝手にたじろぎ目を逸らしてきた。

 見えてるだろその動きは。その瞳の濁り、コンタクトかなにかだろ。仮に見えてないとしても今のリアクション出来るだけでもう十分だよ。


 前世の記憶を思い出した時もそうだったけど、アレクトラとしての記憶を思い出すと一時的に精神面が記憶に引っ張られてしまう。そのせいで俺、さっきまで怯え散らかしてたのに急にキャラ変したみたいになってないか? 自分の情緒の不安定さに引いちゃったわ。



「目を治して前線で戦いたかったのなら、魔法使いに説明する前にそう言えばよかった。でもあんたは自分の本音をひた隠しにして、少しでも国に貢献したいという建前を信じ込ませる為に単純な戦力を求めていると説明した。だからアレクトラのような邪神や、破壊神としての逸話がある連中の遺物を渡されたんだ」


「違うっ!!! 妙な発言をして議論を煙に巻くのはやめて頂きたい! そ、そもそもっ、貴女は剣聖に勝るほどの力を持っていながら我が軍の兵に加護を与えてくださらなかった! それが原因で一体何人が犠牲になったと思うのですか!?」


「えぇ?」



 なんだいきなり。自軍の犠牲の責任を擦られそうになってない? そりゃ夥しい数の兵士が死んじゃってはいるけど、その責任の所在は少なくともこちらには無いでしょ。



「貴女は剣聖との戦いで本来の人格を取り戻した! その結果、兵器を辞めた所為で貴女と共に出陣した兵が全滅した! 貴女が寛大な心で我が国の兵達に心ばかりの加護をお与えになって下されば……或いは、これまで通り兵器として敵を鏖殺していれば、このような事態にはならなかった筈だ!!!」



 兵器としてって……自我を殺し兵器を全うしなかったせいで味方が死んだって言いたいのか? 相手の人権ガッツリ無視するやん。この人言ってる事エグいな、都合のいい道具扱いかよ。



「兵士を護りたいならそういう逸話を持ってる神の遺物を要求すればよかっただろ。そんなもん、あんたの判断ミスだ。こっちに咎められるような責は無いっしょ」


「貴女も神なのでしょう!? ならば加護をお与えになる事は可能なはずだ!」


「向き不向きの話になるけど、アレクトラにそんな加護はないよ。神に頼るくせに神話には興味無いのか? 死体の軍勢を率いて人類を滅ぼそうとした邪神だぞ? どこら辺を見て癒しや護りの力があると思ったんだ? 馬鹿なのか、あんた」


「馬っ!?」


「兵器として運用したいのか守り神になってほしいのかハッキリしてくれ。そこら辺が曖昧な時点で、国の事なんて何も考えちゃいないだろ。この国の兵士をゾンビにして世界征服でもしてほしいのか? 違うよね、でもアレクトラに頼るってのはつまりそういう事だ。欲望と自己弁護を織りまぜて話を混ぜ返すな」


「っ……!」


「アレクトラを使ってキリシュア王国を落とす事が出来れば自分の功績として賞賛される。そこに目が行くから過程に頭が働かなかった。見え透いてるんだよ、あんたの浅ましい名誉欲が。それすらも物のついででサブプランなのが余計タチ悪い。本来は加護を受けて目を治してほしかったんだもんな。だから馬鹿みたいに加護加護って同じ言葉を繰り返すんだ。今は名誉を失墜させない事に執心してるって所だろ。気持ち悪い、心底嗤える。随分強そうな見た目してる癖にミジンコみたいなプライド引っ提げて口を動かすその顔、あんたの望み通り目を治して鏡で見せてやりたいよ」


「わ、私は」


「契約がどうこう言ってましたよね。望むなら叶えてもいいですよ? 目を治すって話」


「!」



 俺の言葉を聞き、視力がない筈の両目を見開き驚いた様子を見せた後にルキウスさんはエリザヴェータの方へ振り向く。……いやおかしいって。なんで人の配置分かるんだよって。



「アレクトラ様はこう仰られましたが、私は国を捨てて逃げようだなんて愚かな考えは持っておりません! 不治の盲目を治した暁には必ずや戦場にて武功を立て、我が国に勝利を齎すと誓います!!!」


「……今は女神アレクトラとの対話中なのですよ。誓いを立てる相手が違うのではありませんか?」


「! も、申し訳ありません!」



 あ、こっち向いた。ちゃんと顔の位置に目線が向いてる。あれかなぁ目は見えないけど気配とかが見えてるみたいな感じなのかな? もうそう解釈する事にしよう、ちょっと分からんわこの人の盲目の基準が。



「……アレクトラ様。これ以上のお戯れはお止め下さい。私はロドス帝国の将軍という地位に誇りを持っている。貴女様の考えるような、帝国への裏切でしかない企ては抱いておりません。心に誓って、この言葉は真であると断言します」


「戦場で皆を導く力が欲しい。目が治った暁には必ずそれを果たすと? それを果たせるのであれば、どうなっても構わないと?」


「……はい。このルキウス・カサンドリア・ロンゴニウスの魂に誓います」


「そうすか。……先程言った通り、アレクトラに癒しの権能はないです。やりようによっては盲目を治す事は可能ですけどね」


「如何なる代償を伴うとしても、如何なる苦痛を味わうとしても必ずや私は」


「じゃあ、戦いが終わった先の未来を捨てる事が出来ると」


「……えっ?」



 勇ましい態度を見せていたルキウスの表情が僅かに曇る。本当に神話とかに興味無いんだな、アレクトラの逸話を知っていれば想像も出来ただろうに。



「肉体を全盛期の状態にまで治したいのであれば、先程言いましたが俺の傀儡として、生ける屍にするという方法はありますけど。当然この戦争が終われば俺がここにいる理由もなくなり、魔力を供給する必要もなくなるのでルキウスさんは自動的に死体に戻って生涯を終えます。今日この場で、今すぐにでも死んで頂けるのであれば明日からゾンビとして戦場に立つことも可能ですけど。それで構わないと?」


「……っ」


「如何なる代償もって言いましたよね。自分以外の生贄を欲しているとでも思いましたか? 自分の命がその代償に当たると、考えもしなかったんです?」



 俺に問い掛けにルキウスさんは閉口する。同時に周囲の目が俺に向く。


 ……いや、そこで見る相手は俺なのか? 明らかにルキウスさんに向けるべきじゃない? おかしい事言ってるつもりはないんだけど、もしかして融通の効かない奴扱いされてる? どんな顔で見られたとしても残念ながら無理なもんは無理よ? 全能の神では無いからね?


 てか、大分話が逸れちゃったけどなんとか元の要求に持ち込めそうな流れになったな。よし。ルキウスさんには申し訳ないけど、彼をスケープゴートしてこの戦争から一抜けさせて頂こう。



「ルキウスさんの話は分かりました。また後日、心の準備が出来たらそちらの望み通りに不死の戦士長にしてあげましょう。というわけで、これからは俺の代わりにルキウスさんが戦闘の指揮を取り帝国に勝利を齎してくれるらしいので、俺自体はもうお役御免ですよね。ようやく本来の人間同士の誉ある戦争が出来ますね!」


「……そうですね。此度の戦に助力して頂き、感謝を申し上げます。女神アレクトラよ」



 お! よしよしよし! どうやらこちらの要求は聞き入れてもらえたらしいぞやったー! 途中聞くに耐えない論点ズラしの舌戦を繰り広げてしまってはいたが、それが功を奏してこちら側の正当性に民意が傾いたっぽい!


 ナイスルキウスさん! よっ! 欲深腹黒政務官! 人間的には大嫌いな部類だけど、俺の正当性を主張する都合のいい働きをしてくれたのには感謝です!



「正直、まだ戦争は終わっていないので貴女という戦力を失うのは惜しいのですが。お怒りになる気持ちは理解できます。貴女にも心はある。当然のことなのに、我々はそれを蔑ろにしてしまった」


「別に怒ってるわけじゃないんですけどね」


「隠さなくても良いのですよ。我々は、貴女様を女神と知りながら使い捨ての駒のように扱ってしまった。それは神罰に値する重罪に他ならないでしょう」


「え。い、いや」



 女帝様は立ち上がり、コツコツと音を立ててこちらまで歩いてくる。ガチで怒ってなんかないんだけど、そんな猛省されると逆にこっちが申し訳なくなるわ。



「この瞬間まで貴女が神罰をお下しにならないその慈悲に慎んで感謝すると同時に、神に対し無礼を働いた私どもの贖罪の証をお受け取りください」


「え?」


「女神である貴女様がこのようなものを欲しているとも思えませんが。我がドラクール家に代々伝わる至宝、三大レガリアの一つを献上いたします」


「レガリア……? 至宝って……宝的なやつですか!? いいですって本当に!」



 エリザヴェータは自身が付けていた豪華絢爛な宝石尽くしの腕輪を外すと、それをこちらに差し出してきた。


 受け取れるはずがなくない? 王様から直でお宝あげるよーって言われて、うん分かったで受け取れるとしたらソイツはただの馬鹿か心臓の毛でコートでも作れるレベルの神経の持ち主だろ!?



「うっ、受け取れませんよこんなの! 俺何もしてないですし!」


「何を仰りますか。貴女様が居てくれたおかげでドラクール家の悲願が達成されようとしているのです。受け取ってくださいまし。貴女は私に、希望と未来を示してくださったのです」


「それは、アレクトラがやった事で……」


「? それならば貴女の功績に違いないでしょう? 謙遜する理由が見当たりませんわ」


「それはそう、なんですけどもねっ!? なんて言えばいいかなぁ!?」



 面倒な事になっちゃった! 今の俺はアレクトラの前世の記憶を引き継いだアレクトラ、まあ一応本人ではあるんだもんね!? 他人の肉体に憑依したとかそういう訳ではないからエリザヴェータ様の言い分はごもっともすぎるんだけど、自覚が無いからさ!?


 ちょっとレアケースすぎて難しいわこれ! 前例を知らないもん、この肉体主の功績を俺の功績と見ていいのかが分からないんだもん!



「受け取ってくださらないのであれば……仕方ありません。悲願を達成した後、私は貴女様の祭壇を作り、そこに自らの命を捧げますわ」


「!? なんでなんでなんで!? それは本当に意味がわからない!?」


「神を利用したのですもの、相応の代償はどのみち払わなければなりません。レガリアを、王権を象徴する宝を受け取ってもらえないのであれば王権そのものである私の身を捧げるのは当然の事です」


「い、命をそんな事のために消費するのは良くないと思います女神的に! 望んでないです!」


「では、こちらを」


「分かりました有難く頂戴します!!!」



 目の前で自殺宣言なんかされたら流石に受け取らざるを得ないじゃないか。何を考えているんだこの女帝様は!? 周りの人らも何ボーッと突っ立ってんの!? 自分らの王様が自殺しようとしてるんだから止めな!?



「……ん?」



 エリザヴェータ様から腕輪を授かり、目の前でそれをジーッと見られるから腕にはめた方がいいのかなって思ってはめたらなんか両腕に黒い腕輪のような刻印が浮かび上がった。なにこれ? タトゥー?



「あ、あの。これって?」


「……確かにアレクトラ様の仰る通り、神の力を利用し敵を蹂躙するのは人間同士の戦とは言えないのかもしれません。ですが、私はそれでも良いと思っています」


「えっ……?」



 ん? おやおや? どうしたいきなり、不穏な事を言い出して。雲行きが怪しいか、一旦。



「重要なのは我々が王国に勝てるかどうか。その方法の是非などどうでも良いのですよ。女神アレクトラ」


「あの……?」


「これから貴女を幽閉します」


「ゆうへ……?」


「そして、貴女には子を産んでもらいます」


「!?!?!?!?」



 おっとっとっとっとっとっとっと!!!? 良くないなぁ! なーにを言っているんだこの人はァ!?


 想定しうる中でかなり望ましくない事を言われちゃってる。なに、子供!? 馬鹿じゃないのこの人、何を考えてる!? 当方男! 魂は男なのっ! 子供なんか産むわけないよねぇ!?



「っ! なんだこれっ、魔力が使えない……!?」


「無駄ですよ。いつかこうなる事を予期して、事前に準備していた束縛の呪法です。この刻印がある限り、貴女は一切の魔力行使を封じられ力も子供並みに弱くなります」


「わ、罠だったんですか!? なんでこんなことっ」


「仕方ないのです。王国の兵力は侮れない、ルキウスの言う通り此度の戦いでこちら側も決して少なくない兵を失ってしまった。それを補い戦いを有利に運ぶには、貴女若しくは女神の力を継承した子を戦士として育成し戦場へ投入する必要がある」


「何年間戦争する想定!? 10年以上先の未来を見越して言ってませんか!?」


「ルキウスが視力を取り戻しても現状の戦力で押し切れるとは思えません。それに……今回の話し合いでルキウスの本性を知ってしまった。彼には政務官の任を降り、貴女と同じ幽閉塔送りにさせて頂きます」


「!? エリザヴェータ様、何をっ!」


「黙れ、下郎が。……戦争が終わった後も戦力は必要なのです。肉体を持ち、現世に生を根下ろした神など前例のない異例の存在。それを利用しないなど、愚策も愚策だと思いませんか?」


「待ってください! わ、分かりました! 俺を呼び出したあの魔法使いを呼んで、別の神を召喚すればいいんじゃないですか!? 必要な事があれば俺だって全面協力しますしっ、神本人たっての願いなら神官達だって」


「賢聖ウルは既に最果てに帰られてしまった。再び遭う事は困難なのです。我々は貴女の力を欲している。貴女がロドス帝国の剣になって下さらないのであれば、その力を継承した子を剣とするまで」


「本当に嫌だから待って!!? わ、分かりました! 戦います戦います! なんでどうかこの刻印取ってくださいお願いします!! 本っ当にガチで無理なんでっ!! む、無理なんでぇ!!!」


「……刻印を解除したら、我々に牙を剥くでしょう? 貴女は復讐の女神、その力を利用した我々を許すはずないですもの」


「許す許す全然許す!!! だからどうかっ、どうかぁー!!!」



 本気で嫌すぎて涙も鼻水もダラッダラに流しながら訴えるも、こちらの頼みは聞き入れてもらえず俺はロドス帝国の最北端に位置する幽閉塔と呼ばれる塔に閉じ込められてしまった。


 終わった。冗談ではなく本当に終わってしまった。なに? 子供? 馬鹿じゃないのまじで。アホしかおらんだろこの国。滅べよマジで、なんなんだよ。


 ……嫌だァ!!! 子供なんて産みたくないっ!!! 誰か助けてぇー!!!!!!

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