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エッセイアラカルト

物語のテーマの脱線講座

作者: 降井田むさし

 脱線。それは、ダメなこと。普通ならそうだ。でも、ついつい脱線してしまう。

 物語から外れた場所に、入り込んでしまう。本来なら、直さなくてはならない。

 ただ、そこから生まれる面白み。そんなものがある。

 趣味で書いているから、思う存分脱線しよう。そう思っている。


 物語を重視していたり、シリアスな作品。それは、脱線しすぎてはならない。

 だが、コメディの場合は、制限しなくてもいい。

 常識や定石。そんなものは、取っ払えばいいんだ。そうしないと、新しいものは生まれない。


 これから、僕なりの脱線法を書こうと思う。ただ、受け流すように見てほしい。

 最悪、見なくていい。文章のうわべを撫でる。そのくらいでいい。




◎脱線ポイント◎

☆思ったことはすべて書く


 脱線は、しようとしない。しようとすると、どうしても、つまらない脱線になってしまう。そんなことがあった。


 書いている途中で、しょうもないことを思ってしまうことがある。変なことが、思い浮かんでしまうことがある。


 それは、書いた。考えようとするのではなく、頭の中のものを移す感覚。

 デパートの紙袋感覚だ。分かりにくいが、捨てるか有効活用するか。そんな感じだ。



 脱線という言葉の、脱という漢字を見ていたら、変な物語が溢れてきた。


 脱という漢字には、月と兄が含まれている。そして、兄の頭には、触角が生えている。


 宇宙人だ。触角が2本ある、よくいるタイプの宇宙人だ。そう思った。


 生き別れの兄が、月に渡って、宇宙人になってゆく。そんな物語を、想像してしまっていた。


 僕が変なのかもしれない。なんでも、広げてしまう。広げる欲が、溢れすぎているみたいだ。


 兄が月人になる話。気が向いたら、書くかもしれない。でも、きっと書かないだろう。



 些細な駄洒落チャンスも、見逃さない。それが、僕のやり方だ。書き進めながら、出てきた言葉で駄洒落を作っている。


 自然と作ってしまって、それを書いている感じだ。

 出てきた単語に、マイエピソードを重ねるときもある。


 参考にならないかもしれない。でも、僕はこんなことをしてしまっている。それを、分かってもらえればいい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私も良く脱線しますがコメディ寄りなので割と成立はしている感じですね。 でも脱線と思っていたら後々それが生きてきたりします。これだから止められません。
[良い点]  面白かったです。 『兄に触覚が生えている』のくだりで吹きました。
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