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愛の大切さ

作者: 夜人

 人間にとって一番大切なものはなんでしょう? 地位、名声、お金。そう言う人もいるのかもしれません。たしかにそれらは"人生を豊かにする点においては"大事です。しかし、人生を形成する上で最も大切なのは「愛」だと思う。

 さて、「愛」と聞いてどのような「愛」が連想されるだろうか。ここでは主に3つの「愛」について大切な順番に話していきたいと思う。

 

 1つ目は「家族愛」だ。いきなりだが、これがこれから話す中で最も大切な「愛」である。家族愛とは言葉通り、家族からの愛だ。家族愛がなければ人は死んでしまうという実験結果さえある。それほど家族愛は大切なのだ。私の考えでは家族愛は環境だと考える。環境が人を作る。この言葉における環境の根本にあるのが家族愛だとおもう。

 素行の悪い息子がいたとしよう。息子の周りにはもちろん同じく素行の悪い人たちが集まることが多い。ここで、子供が素行の悪い人間になった原因のほとんどは、家族愛が無いことだ。子供は自分では認知していなくても「家族愛」に飢えている。たとえ認知していようとも言葉にだそうとはしない。それではなぜそれが素行の悪さに影響を及ぼすのか。それは叱るということを家族愛だと感じるからだ。心のどこかでは叱られることを嬉しいと感じているのだ。

 家族愛は環境を作る上で最も大切だ。だから、ここで家族持ちの人に問いたい。息子にきちんと愛を注いであげているか? 息子の年齢が高くなる度に、注ぐ愛の量を少なくしていないか? 年齢が高くなるにつれ愛情表現をしていても態度に表さなくなる。やめて欲しいという人もいるだろう。しかし、それは恥ずかしさがあるからだ。子供は心の中では家族愛を嬉しく思っている。本気で嫌がっている人も不認知の領域では嬉しいと感じている。だから、家族愛を注ぐのをやめないで欲しい。言葉で、態度で、家族愛を注いで欲しい。環境を作る上で根本にあるのは「家族愛」だ。息子に愛を注いであげてください。


 次に2つ目は「友情愛」だ。これは単なる友情ではない。世間的には親友と呼ばれているものだ。家族ほどに仲の良い親友における友情。これを私は「友情愛」と呼ぶことにする。正直な話これは家族愛が満ちている人にとっては人生を豊かにしてくれるものである。しかし、そうでない人にとっては自分を支えるかなめにもなりうるものだと考える。筆者は家族愛をあまり注いでもらっていませんでした。ここで私の精神を支えるうえで最も大きかったのは友情愛だと思う。幸い私には家族と同じくらいの時間を共にした親友がいた。今では離れた場所におり、会話する機会は少ないが、電話などをするだけでも精神的に支えられていた。家族愛を十分に補えてはいないが、「友情愛」は私の精神を安定させる上で、人生を形成する上で大切だったのは間違いない。友情愛を育むことができるほどの親友をつくるのは難しい。しかし、もし、これを読んでつくってみようと思った人がいるのであれば是非とも行動して欲しい。親友の人数は1人でもいい。すぐに行動に移して欲しい。そうすれば、必ず答えてくれる人が現れる。そして友情愛を育むことができるでしょう。


 3つ目は、「恋愛」です。この恋愛については別のベクトルで取り上げようと思う。恋愛は人生において必要性は無い。では、なぜ恋愛を取り上げるのか。それは「恋愛」が他の愛の満たされ度合いを確かめる一つの指標になると考えたからだ。メンヘラという言葉をご存知だろうか。メンヘラとは恋人に異常なほど依存している状態の人を指す言葉だ。私は、メンヘラは恋人に依存しているのではなく、「愛」に依存していると考える。これは主観でしかないが、メンヘラの人達は恋愛を含め他の愛が、足りない、受けたことがない人が「恋愛」という愛をもらい、愛が欲しい故に愛を与えてくれた恋人に依存しているのでは無いかと考える。メンヘラは愛に依存しているのだ。ではなぜメンヘラが生まれるのか。私は、恋愛がない、または恋愛及び他の愛が足りない人がメンヘラになりやすいと考える。ようは、メンヘラの人は何かしらの愛が足りないということだ。恋愛を育み、それでもメンヘラだという人は他の愛が足りていないのかもしれない。そのような人は家族愛を育んでみて欲しい。自分から家族と言葉を交え、経験を共にし、育んでみて欲しい。勇気がいるだろう。だが、一歩踏み出してみて欲しい。それによってあなたの人生はより良いものになるでしょう。


 以上3つの「愛」について語ってきたが、これはあくまで私の主観でしかない。最後の恋愛に関しては賛否両論分かれるだろう。しかし、これを読んで少しでも感じる部分があるのであれば行動に移してください。

 それでは最後に一つだけ話をしたいと思う。家族愛や友情愛を育むうえで共通する重要なことがあります。それは、寄り添い、言葉を交えることです。言葉は気持ちを伝えるための唯一の道具です。私は、読者の皆様が言葉を使い、愛を育まれることを願っています。

 最後に言葉について書きましたが、ここで伝えたいのは愛の重要性です。

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