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タイムリミット
遅れてしまってすいませんーーーーー(T^T)
(誰も待っていない定期)
「け、健太!?」
2人はそう叫んだ
健太は木に見えない何かで貼り付けられている
かろうじてまだ息はあるようだ
「ちょっと、どういうことだ!?」
また自分は叫んだ
逆にこの状況で普通に喋れる方がおかしい
「だるまさんがころんだをしましょう」
少女はそう冷たくて優しいような声で呟いた
「だーるまさんがこーろんだ」
みんなはまだ1歩も動けてない
そしてルールに逆らうことも出来ない
みんな直感でわかるんだろう
ここでルールを破ったら死ぬと
自分も恐怖で足が動かない
ほとんど放心状態だった自分に健太の姿が目に入った
自分は昔から考える前に行動するタイプだ
健太が死ぬ前にこのゲームを終わらせなければならない
自分は気を取り戻した
友達を、親友を助ける為に
自分は足を動かした
最後までご覧頂きありがとうございましたm(_ _)m
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