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空間と時を操るもの  作者: TKSZ
83/216

83、オシノ湖村(3)

オシノ湖村が。。

浮上高速列車の第1回目の試験走行を終え、オシノ村にやってきた。

今朝早く、村の造成をさせたオートマタにオシノ湖リゾート町の周囲に高さ4mの塀をつくり、魔獣防御結界を設置するように指示してある。


今回、鉄道建設用オートマタを用意して収納に入れて運んできた。

このオートマタにはオシノ湖リゾート町からオシノ湖村への鉄道、オシノ湖村線を建設してもらう。

この路線は複線の高架にした。

当然透明なドームで覆い、魔獣防御結界を設置する。

距離は4000m。

オシノ湖リゾート町中央駅は南門から北に500mくらいのところに造る。

オシノ湖リゾート町の中を600mくらいルカ方面に行く線路と並行して走り、塀を越える。

さらに800mくらいはルカ方面に行く線路と並行して走り、大きくカーブしてオシノ湖村へまで2200m、村の中を400m進み、役場前にオシノ湖村中央駅ができる。

駅は他にオシノ湖村の入り口にオシノ湖村北駅が、オシノ湖リゾート町の塀の付近にもオシノ湖リゾート町南駅できる。

街道の2300mより距離は長いが時間は6分で結ぶ予定だ。

駅では町村の出入りの手続きも行う。

オシノ湖リゾート町南駅はオシノ湖村線専用の駅だ。

村内・町内だけの乗車はできない。


これらの作業はオートマタに任せる。

鉄道路線建設については村民には説明をしてある。


住民の住居に関して役場で取りまとめができ、オートマタによって建設が始まっている。

内装の業者も王都からやってきた。

この業者は村での仕事が終わった後、オシノ湖リゾート町の方でも仕事を行うのでオシノ湖村に支店を置き、集合住宅に住む予定になっている。


結局、補修を行って廃屋を使いたいと希望した住民はいなかった。

1軒の廃屋を残してすべて取り壊してごみとして回収した。

この1軒は移住者にも元の村にも子孫はおらず、使用権の継承がなかったので隣に博物館をつくり、村の歴史を語り続ける展示物として残すことにした。

壊れないように魔法で補強してある。

博物館の展示は村役場に任せた。


724名、202世帯のうち祖先の土地を継承または継承がのいない土地を使うのが112世帯、新しい住宅地に住むのが42世帯、集合住宅に住むのが48世帯になった。

集合住宅には神殿から派遣された村の業務補助者6人6世帯とその家族16人、衛士8人8世帯とその家族12人も住む予定だよ。

学校運営のための10人10世帯と家族24人もこちらに向かっている。

内装業者は10名6世帯が住む。

家族を呼ぶものもこれからあるようだ。


午後2時からの開村式も無事に終了した。

アカリたちも間に合って参列できた。

役場関係者は元の村で役場に勤めていたものが多くすんなりと仕事に移れた。

移住当初で仕事も多く大変であろうが頑張ってもらいたい。

それぞれが仕事を開始している。


すでに内装以外が完成していた新しい住宅地に住宅は午後5時までには24軒が内装も完成し、住民が移動した。

引っ越しにはマジックバックを使って神官も手伝った。

新しい住宅地の残り16軒も明日の午後には内装が完成しそうだ。

新しい住宅地には今回使われなかった内装がされていない住宅18軒と土地20区画が残るがそれは集合住宅の空き部屋とともに村に管理を任せる。

これからも住民が増えそうだから。


お読みいただきありがとうございます。

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