73、浮上式高速列車
検討会
重要な意見を仲間からもらおう
浮上式高速列車の概要を『ジュンとポチの隠れ家』から帰ってきたアカリたちに説明するために会議室に集まっている。
アカリたちが疲れているようだが。。。
「どうかした?」
「春休みで、お客さんが多かった」
「それは大変だったね」
「限定ケーキ目当ても多いよ」
「納得」
手伝いに行かなくて済み良かった。
「あ、ユルリ先生がシュンに会いたいと言っていた」
「そうか」
ユルリ先生何かあったかな?
北海道に今年も行ったらしいけど。
何か不思議なことがあったかな。。。。
で、今日は限定ケーキのお土産はなしですね。
ジュンは代わりのスイーツを用意してくれた。
これも美味しい。
疲れた頭にいいね。
ティラ、一人1個だよ。
さて、浮上式高速列車についてだ。
早速、指摘があった。
「着地する時はどうするの?」
「脚を使うよ。」
「違う。緊急で着陸のように着地する時だよ。車輪は必要だよね」
ごもっとも。。。
車輪をつけることにした。
緊急用だ。
技術は地球からかな。
このくらいはいいか。
自重しないでやっていいんだよね。
ベアリングの技術も育てないと。
今回は浮遊の魔法陣で。
いくつかの指摘を受けた。
座席は1-2の配置。
北海道新幹線のグランクラスのように。。。。
個室も設けるよ。
なぜかって?
それは貴族様のためですよ。
見栄と見せかけを大事にする貴族のね。
貴族のためにすることはないって?
大事なかねz・・・・お客様ですよ。
お客様は神様、仏さま、ヤマシロ神様ですって。
(呼んだか?)
あ、反応した。
そう言えば来ていないけどどこに行ったのかな。
(アキバ・・・・秋を楽しんでいる)
嘘つけ、今は春だ!
(・・・・・・・南半球の)
もういいよ。
ごほん。
賢者のつくるリゾートということで、すでに問い合わせがあるという。
期待できるよ、資金集め。
楽しんでお金を落としてもらうよ、民衆のためにする。
通信の魔道具はすごいね。
情報網も。
『間者がたくさんいます。注目の賢者様ですから』
情報ありがとう、サバ。
うちにはサバがいるから 情報把握には問題がない。
デザインや運行システム、駅の仕様などについても検討していく。
さあ、次はルートの検討だ。
地図を見ながら考えるか。
ティラ?
お腹が空いてきた。
夕食を食べたい。
あ、そんな時間だね。
では、夕食に行こう。
ルートの検討は21時からだ。
お読みいただきありがとうございました。




