6、準備(1)
人物名は難しいですね。
ネーミングセンスがないもので。。。。
「寝室が多いよね」
「私や7名の大精霊の部屋もあります。地球から来られる仲間の皆さんの部屋つくりました」
「?」
「私どもは中央神殿で上級神官として人類として働いているのですが、精霊としての仕事はこちらで行うわけです」
「それでは私も神殿で賢者の仕事をするということかな?」
「はい、表の仕事場所です。神殿には7階建ての賢者の塔があります。その最上階が賢者の間になります。どのようになっているかは後程実際に見ていただきます」
「そこにはいつ行くのでしょう?」
「魔法の訓練が終わったタイミングで聖女が神託を受け、賢者が神によって派遣されます。神の使徒である賢者の降臨というわけです」
「大袈裟に感じますね」
「こういうのが大事ですよ。神や賢者の威厳ということからも。訓練の途中で姿を隠せるようになったら下見に行く予定です」
「ではこれから訓練ですか?」
「その前に大精霊たちを紹介します」
会議室に入ると9人の女性が待機していた。
「9人いますね」
「2柱の下級神と7名の大精霊です。下級神の方々にはシュン様の訓練をお願いしています」
「精霊とか下級神には女性が多いんでしょうか」
「ヤマシロ神様の好みです」
「はあ・・・・」
やはりそうか。
頭痛がしてきた。
下級神様の紹介が行われた。
武神のアイム様。
魔法神のカノン様。
アイム様は緑色の作務衣のようなものを着ている。
カノン様はローブ姿だ。
「よろしくお願いします。アイム様、カノン様」
「こちらこそ。期待の新人君のための訓練をがんばるよ。体術・剣術・鎗術・弓術・斧術・槌術・投擲術すべて叩き込んであげよう」
アイム様は脳筋系かな。
「いや賢者にはそこまでの戦闘能力は必要ないのでは?」
「何言ってる。相手の武術を知らなかったら対処できないだろ。魔法を使うにしろ護身術を使うにしろ」
「アイム、まず魔法で身体強化をするのが先だよ」
「そうだね。カノン、先に頼むよ」
「わかった。大精霊たちの紹介が終わったら訓練場に行くからそのつもりで」
続いて7名の大精霊が紹介された。
火と氷の大精霊アツ。
高温も低温も扱うんだ。
熱力学、エントロピー関係?
燃えるような赤い髪と雪のような白い肌の20代半ば過ぎぐらいのスタイルのいいお姉さんだ。
水と海の大精霊スイ。
海の生き物を統べる。
濃紺の髪の優しそうな20代前半ぐらいの女性。
大地と豊穣そして樹木の大精霊リン。
植物と地下資源関係。
エルフのような耳の緑の髪の女性。
20歳ぐらいの容姿だ。
大気と風そして天候を司る大精霊フウ。
物理学的にはアツ様と被るよね。
水色の髪の20歳ぐらいの鳥のような羽を背中にもつ女性。
光と昼の大精霊サン。
太陽の精霊ということかな?
銀髪の小学生高学年ぐらいの少女の容姿。
闇と夜の大精霊コク。
サンさんと対?
金髪の十代後半の容姿。
動物と薬草、そして医療を司る大精霊ヤク。
リンさんと被るか。
狐の獣人の容姿を持つ茶髪の中学生ぐらい少女だ。
ちなみに精霊女王コンは黒髪の10代半ばの容姿である。
「皆さんに助けてもらうことが多いと思いますがよろしくお願いします」
「「「「「「「よろしくおねがいします」」」」」」」
挨拶も終わり、そして依頼の準備のための1週間が始まった。
ヤマシロ神様、ちょっと少し困ったおじさんです。