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空間と時を操るもの  作者: TKSZ
51/216

51、仲間と(13)

いよいよ行動開始

さあ、賢者の仲間のお披露目だ。

打ち合わせしていた時間に賢者の塔7階の賢者の間に転移。

今回は演出なしだよ。


出迎えは教皇・聖女・枢機卿や上級神官。

2階謁見室へ。

そこで神殿関係者と各国の大使に仲間を紹介する。

アカリも今回は真面目にしている。

教皇・聖女・ケイ王女も一緒に取り組んでいくことを公表。

そして、これからどのように変革に取り組むか発表。

2週間後ぐらいにポチ王国を訪れることも。

悔しそうな顔をした大使が何人かいた。


ホールで続いて簡単なパーティー。

親睦?

必要ないように感じるけどなあ。


あ、賢者の仲間は優秀だから自国に取り込もうと必死だ。

自分の国の王子や王女を賢者の仲間にしようという画策も。。。


アカリ、寸劇はいらないからね。

ダンスはないよ。


パーティーは終了。

40分で終わらせたよ。


さあ、すぐに仕事だ。

14時半には7階に部屋割りだ。

表向きの執務はどうしてもこちらになる。

実際には拠点にオフィス形式の部屋があるのだけど。

向こうは設備がすごいんだけどねえ。

7階に4部屋。

6階に6部屋。

これをアカリ、サオリ、タク、ジュン、教皇、ケイで使う。

話し合った結果、アカリ、教皇が7階。

サオリ、タク、ジュン、ケイが6階ということになった。


実際に執務室に置かれているものを確認する。

パソコンもどきも置いてあるよ。

まず、教育関係の改革と衛生関係かな。

自分たちでも調査を行うようだ。

違う視点で報告をしてもらって現状を把握することにする。

外出は上級神官の随行と衛士の護衛でいってもらうことになる。

衛士より強いけど、経験がないからね。


早速行くようだね。

行動が相変わらず素早い。

アカリとサオリは学校と孤児院へ。

タクとジュンは上下水道設備と治癒院の視察。

報告書が楽しみだ。


私は?

スラムを視察してくるよ。

この首都にも小さいがスラムがあるから。

ある面、貧困の受け皿だと枢機卿の一人が言っていたよ。

それでいいの?

それからもう一つ、教皇・聖女のふたりと協力して神殿内の大掃除。

不正にかかわっている神官が判っているからね。

幸いここの神殿には枢機卿と上級神官には不正の関わっている者はいなかった。

他の国では神官長が不正にかかわっているところもあるというけど。

そこはどうするか。

こちらがその国にしっかり影響力を持たないとこちらが悪者にされてしまう。

力技では禍根を残す。


あ、この国には死刑制度がない。

おかげで刑務所が満員状態だ。

死刑制度がないのをいいことにここで自首するものもいる。

簡単に犯罪を犯した国に帰せない。

法整備も必要だね。

あ、刑務所の視察も必要だよ。

こちらは上級神官が同行しますか、あ、コンが来るのね。

みんな、勤務時間は原則午後5時まで。

ブラックにならないように気を付けてね。


お読みいただきありがとうございます。

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