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空間と時を操るもの  作者: TKSZ
44/216

44、仲間と(10)

教皇を仲間に

3月26日だ。

朝、訓練場に行くのは日課になったかな。

聖女様も来ているよ。

仲間と模擬戦。

アイム様・カノン様も来ましたね。

はい、模擬戦ね。

お付き合いさせていただきます。

いい汗を流せた。


シャワーで汗を流し、服装を整える。

朝食は塔の7階で。

聖女様教皇様も一緒だ。

あ、このウインナーソーセージ、美味しいね!

歯ごたえもいい。

このパリッという音。

茹で具合もいいんだね。

茹で過ぎると美味しさが出てしまう。

過熱が少ないとパリッとしない。

冷めてしまっても。

中身が膨張して皮を適度に押してるのがいいんだよね。

グッジョブ!


食後のお茶。

賢者の執務室で。

教皇様と聖女様とコンと私だけ。

人払いって。

ここには来れないよ、関係者以外。


ごほん。

教皇様に真実をお話しする。

あ、薄々気が付いていたのね。

拠点の存在。

14歳だけど優秀だからね。

流石に聖女様の正体?には少し驚いていたけどね。

でも、貴方も転生者の資格があるみたいだよ。

鑑定していいかな?

賢者様に詳しく鑑定をしてもらいたいって。


リリィ=セントヤマシロ

ヤマシロ聖国教皇

魔力6

体力3

俊敏3

耐久力7

魔法適性

 転移魔法

 結界魔法

 収納魔法

能力

 鑑定

 防御魔法下級

 治癒魔法中級

 生活魔法上級

 魔力操作

 短剣術下級

 文才

 統率力

 家事

加護

 ヤマシロ神の加護


ヤマヤマファンクラブ特別会員

転生前の記憶が封印されし者(覚醒可能性30%)

腐女子覚醒の可能性

聖女カオルに憧れる者



あ、聖女カオル様、目を逸らした。

鑑定能力が向上しているのかな。

かなりプライバシーの侵害が・・・


「私、転生者ですか」

「多くの魂は転生するようです。輪廻転生ですね。そして多くの魂は死んだところで記憶を失います。一部封印という状態で残っていたり、生まれた時から記憶が覚醒することがあるようです。どこからの転生かはここヤマシロか?地球からか?それはわかりません」


いや、私にはわかっているよ。

地球だな。


「覚醒しますかね」

「わかりません」


覚醒させることもできるけど。

少し待って。

この後、教皇リリィ様が協力してくれると約束してくれたので、拠点で仲間を紹介することを説明した。


ヤクに連れられてケイ王女が執務室に入ってきた。


拠点に移動だ!

 


お読みいただきありがとうございます。

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