33、仲間と(2)
短いです。
アカリの鑑定結果の真相は?
鑑定結果を検証していく。
〇アカリ
地球人
賢者の仲間 魔導士 武闘家
魔力 10
体力 5
俊敏 5
耐性 7
魔法適性
探索魔法 鑑定魔法 攻撃魔法 防御魔法 結界魔法
錬金錬成魔法 治癒魔法 収納魔法 転移魔法
生活魔法
能力
魔力操作 念話 剣術下級 体術上級 投擲術中級
加護
ヤマシロ神の祝福 魔法神カノンの加護
武神アイムの加護 知恵と学問の神クレバの祝福
鉱工業と技術の神クラフの祝福
家庭と子供の神チィルの祝福
解説はカノン様。
丁寧にが説明してくれた。
「魔導士としての才能に秘めているね」
「やった、今日から魔女っ娘だ」
「いや、20代だよ」
「ぶー、私は永遠の18歳なの!シュン君を魔法で殲滅しちゃうぞ」
「あの、アカリさん、続きを話していいですか?」
「あ、はい。お願いします、カノン様」
「シュン様はわかっていると思いますが、魔力適性があれば魔法を使えるというわけではありません。魔力操作から始める訓練が必要です。これは皆さんに言えることです。幸い、私の加護や祝福によって魔力操作ができるようになっています。ですから使えるようになるのは容易です。魔力は最高、体力・俊敏・耐性は訓練で伸びるでしょう」
「アカリ、体術が上級だね」
「うん、あ、合気道かな」
「アカリは合気道の有段者だものね。練習台にさせられた被害者が多いけど。。。。」
シュンとともに練習台にさせられたタクとジュンが頷く。
「てへ」ってアカリさん!
「体術は奥が深いから訓練はしっかりと。とくに身体強化との兼ね合いも大事だ」
「アイム様、よろしくお願いします。あ、投擲術って?」
「もしかして、アカリはダーツが得意だったよね」
ジュンがマスターをしている喫茶店『ジュンとポチの隠れ家』にはダーツが設置されている。
そうだ、アカリとジュンはを得意としている。
「これからしっかりと基礎からやりましょう」
「ということは剣術はちゃんばらか」
「ぶー、シュン酷い。アカリの黒歴史を暴露するきか!」
アカリはガキ大将だったからなあ。
やはり気にしているんだ。
「ねえ、カノン様この鑑定結果に『シュン君の恋人』とかは入っていないけど」
「おい、まだ恋人にした覚えはないぞ」
「え~、へたれ」
「はははは、婚約者はとか妻は入りますが恋人は。。。」
カノン様も困っているよ。
「この前2分放置した責任を取って!」
「考えてさせていただきます。ところで、お会いしていない神様の祝福もついているけど」
「君たちが喫茶店にいる間にパッパッとね。」
「あはははは。。。」
アカリの方は誤魔化したけど、笑うしかないか。。。。
アカリはシュンの恋人?




