１１、準備（６）
どんどんチートになってきた。。
三日目
今朝もカノン様に鑑定の紙を渡された。
シュン
地球人
賢者
魔力 無限大
体力 ８
俊敏 ８
耐性 １０
魔法適性
能力
時空間支配 時空間操作（時空間魔法）
空間把握
空間探索上級
空間鑑定上級
空間攻撃魔法上級
空間防御魔法上級
空間錬金錬成魔法上級
空間治癒魔法上級
空間内魔法創造
超並列思考
魔力操作
魔力譲渡
魔力吸収
魔力吸収阻止
魔力交換
生活魔法 上級
剣術 中級
体術 中級
鎗術 下級
弓術 中級
斧術 下級
槌術 下級
投擲術 中級
体力・俊敏が伸びた。
何かいろいろな能力が身についた。
投擲術には石を投げるのも入るらしい。
朝食後、今日も時空間支配と操作の訓練に臨んだ。
今日はコン先生。
カノン先生はお出かけ中。
「亜空間に支配空間を作ります。より強力に支配し、ここでも自由に魔法を発動できます」
おお、異空間倉庫。
無限収納。
収納魔法だね。
ファンタジー世界でおなじみだ。
重い荷物を持たないで済むのかな。
ディスカウントショップのカートは大きいからたくさん買うと自宅で駐車場からの荷物運びが大変になるよね。
私は様々な設定ができるらしい。
生き物を入れられる空間、生き物も入れられない空間。
時間経過管理。
温度管理などの環境管理。
部屋の大きさ。
部屋の数。
飼育小屋や冷蔵庫もできる？
人間も運べる。
牢屋も。
自分でもはいれるということだ。
避難所になるか。
別荘か。
物品にも付与できる。
マジックバックができるというわけか。
バックでなくてもよい。
指輪でも腕輪でもネックレスやピアスでも。
使用者の限定もできる。
ならセキュリティもばっちり。
持ち歩ける２４時間貸金庫。
いや、自分で所有するのだから「貸し」はいらない。
金庫だ！
収納機能のあるバックは神様から神殿などに下賜されて流通しているが高価なものだということだ。
この世界に作れる者はいない。
沢山作って貸しマジックバックというのもいいな。
盗難防止にもなる。
持ち逃げ防止機能はつけるけど。
でも現在、大枚をはたいて手に入れている人には申し訳ないな。
資金稼ぎにいいけど要検討だ。
いくつかの収納空間を作った。
ボールペンに収納を付与してみたよ。
そして結界。
「結界は自分がいる空間により強い支配空間を作るというものです」
結界も様々な設定ができる。
魔力・物質・光・熱・エネルギーなどの出入りを調節できる。
隠蔽可能だ。
姿を隠したり、見た目を変えたりすることもできるということ。
自分を守るだけではなく、相手を拘束したり、侵入者を探知したり、侵入者に打撃を与えることも。
この拠点にも使われている。
盗聴盗撮防止にも使える。
強い結界なら深海でも宇宙空間でも行ける！
それでは挑戦。。。。。
練習したら簡単に使えた。
「簡単だね」
「亜神でも初めからこんなに簡単には使えませんよ」
様々な強さの結界を作って攻撃を受けた。
強さのコントロールも大丈夫だ。
「そんな強力な結界を作れるのは人類ではシュン様だけですよ」
結界は空間操作ができなくても防御魔法ということで使えるらしい。
私は空間支配と操作で作っているので少し違うようだけど。
防御魔法ということは結界は戦闘でも使えるよね！
午後からの模擬戦では弱い結界も使った。
能力があっても本番で使えなくては役に立たない。
使わなくてはならないような場面がないことを願うけど。
あ、投擲でナイフも投げてみた。
結構飛んでいくな～。
指弾もやってみた。
小石で攻撃。
やばい、結構危険だ。
対人には使えない。
武術の訓練を終え、護身用の武器を作製。
魔道具だ。
自分だけではなく仲間の護身用にも必要だ。
伸縮警棒。
普段はペンの太さ。
地球で持っている時を考えた。
魔力を流すと実用可能な太さになる。
長さは最長８ｍぐらいまで。
如意棒か。
孫悟空か。
それ以上の長さは扱いが無理。
スタン機能も付けた。
そして念じることでエアガンになる。
そして銃自体が標的にあった弾丸を自動で選択してくれる。
AI機能搭載？
もちろんマニュアルもある。
魔法の弾丸。
結界を応用した拘束弾。
無力化のために睡眠弾。
対人は殺傷をしない。
相手の攻撃を無効化する魔力弾。
対アンデット浄化弾。
魔物には弱点になる属性の弾丸。
構造物を破壊可能な爆裂弾。
さすがにこの弾丸の使用は複数回の承認を必要とする。
弾倉は異空間収納に。
警棒の状態で操作すれば治癒魔法も発動する。
個人認証機能をつけ、万能武器ができた。
説明書を作らないといけないな。
夕食後、今日も学習会。
仲間への今回の仕事の説明資料を作成。
一部作成し、空間錬金錬成魔法で複製。
紙やインクなど材料はすべて拠点の倉庫にあった。
私も収納が欲しい。
マイバックを４つ持ってディスカウントショップに行くのは大変。
水は送料無料の通販に頼むか。。
