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第3次世界大戦  作者:
6/10

第5話〜再会

7月23日、ここ【福岡司令部】では、人事移動が行われていた。

先のエジプト軍との戦闘での負傷者や初陣の兵士達の移動である。

もちろん、工藤もその一人である。

工藤の新たな赴任地は【神奈川司令部】所属の【第8機械化歩兵旅団】である。

7月28日、遂に【福岡司令部】から【神奈川司令部】へと出発した。

神奈川の前で降りる兵士が居た為、【神奈川司令部】に着いたのは29日であった。

【神奈川司令部】に着いた工藤は先ず、司令官の後藤中将に面会した。

「本日付けで【神奈川司令部、第8機械化歩兵旅団】配属になりました、工藤歩少尉です。」

「よろしく少尉、貴方の初陣での活躍は報告書で読ませてもらったわ」

この時工藤は驚いていた。

鉄壁を誇る【神奈川司令部】の司令官がまさか女性だとは思っていなかったからである。

「・・・しいか?」

「工藤少尉聞いていたか?」

「あ、いや、その、聞いていませんでした。」

ため息をついてから工藤の顔を見る後藤

「そんなに女性の司令官が珍しい?」と聞く後藤

「い、いえ、けしてその様な事はありません」と慌てて返答する工藤

「まぁ、珍しいと言ったら珍しいか」と独り言を言う後藤

「まぁ、その話は置いといて、本題に戻ろうか」と言う後藤

「少尉には第86小隊の隊長をしてもらうがよろしいか?」

「はい、大丈夫です」と、言った直後に扉をノックする音がした。

「失礼します、中将、大尉からの攻撃ヘリの件でお話があると言っているのですが、どう致しますか?」

「ああ、通してくれ」と言い直ぐに別の兵士が入って来た。

その顔に工藤は見覚えがあった。

「え、江川!!」そこに居たのは、先に戦場に旅立った友の姿であった。

遂に友と再会した工藤だが、軍服姿の工藤を見た江川は何を思うのか

次回第3次世界大戦『第6話アフリカの崩壊』をお楽

しみに

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