第2話〜志願
『エジプト軍再侵攻』は日本軍の勝利で終った。
元々、エジプト軍は【1個大隊】を導入して来たが、日本側は【1個師団】で応戦した為である。
新潟、石川、富山の3県が攻撃され、241名の死者を出した。
新潟で117名、石川で56名、富山で70名が殺された。
深美学園では、生徒52名、教員12名の64名が殺された。
この軍事行動後、工藤は軍に志願した。
工藤だけでなく、白河、木瀬、三島の3人もそして、深美学園の半数近い生徒も志願した。
軍に志願すると、それぞれの分野に分けられる。
主に、戦闘、医療、補給、通信、整備、参謀、パイロット、航海士等に分けられる。
工藤が志願したのは戦闘班で、白河は医療班で、木瀬は補給班で、三島は通信班であった。
それぞれの志願が決まると今度は、テストを受けそれで階級が決まるのである。
階級は中尉〜2等兵のどれかである。
そして、テストが終って1週間程で結果が返って来る。
工藤歩
500点中417点で少尉からスタート
白河香月
500点中382点で准尉からスタート
木瀬直人
500点中393点で准尉からスタート
三島優
500点中249点で軍曹からスタート
そして、それぞれの部署が決まった。
木瀬は【新潟司令部】、白河と三島は【千葉司令部】、そして、工藤は【福岡司令部】所属となった。
エジプト軍は次に狙うのは福岡と言われているから、一番危ない部署だった。
7月13日、工藤は福岡に、白河と三島は千葉のそれぞれの部署に行く事となった。
別れ際に4人で誓ったことが2つある。
「生きて帰る事と無事に故郷に戻る事」の2つであった。
【福岡司令部】に着いた工藤は先ず、司令官の佐藤准将と面会した。
「本日付けで福岡司令部所属になりました、工藤歩少尉であります。」
「よろしく少尉、君の所属する部隊は【第24戦車中隊】で、主に司令部の守備部隊だ。」と言う説明を受けて、直ぐに【第24戦車中隊】に向かった。
「本日付けで【第24戦車中隊】所属になりました、工藤歩少尉です。」
「【第24戦車中隊】中体長の佐々木少佐だ、君の乗る戦車は18番戦車で、砲手の崎本伍長と操縦者の金本曹長で、君の役割は指揮官だが大丈夫かね?」と聞かれて
「大丈夫ですと」答えた。
直ぐに崎本と金本の2人とは打ち解けた。
そして、7月22日が運命の日となる。
第2話では、全員が新たな道を進み始めました。
これからどうなって行くのかは、次回のお楽しみ
次回第3次世界大戦『第3話〜初陣』をお楽しみに




