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第3次世界大戦  作者:
2/10

第1話〜決意

「たく、今日本が大変なのにこんな所で何してるんだ俺は」とぼやく工藤歩

ここは、日本の新潟にある深美学園生徒会室

そう、工藤はこの学園の副会長なのである。

「こら、工藤、真面目にやってよ」と言う生徒会長の白河香月

「でもよ、香月、みんな軍に志願したのに良いのか俺達だけこんな事していて。」

「仕方ないだろ、俺達まで軍に志願したら、残りの生徒どうするんだよ。」と言う木瀬直人

「それに、関本も江川も軍に行っちゃたから私達が頑張らないと」と言う三島優

直人も優も生徒会の書記をしているのである。

先ほど出て来た関本は元副会長だけど、軍に志願した為、会長補佐だった俺が副会長になったのである。

江川は、各委員会の総責任者で中央委員会委員長だったけれど、関本と一緒に軍に志願したのである。

「でも、生徒の6割が軍に志願したんだぜ、残りの奴らも直ぐに軍に志願すると思うぜ。」

そう、日本は元々アジア統一連合として戦っていたが、アフリカ侵攻作戦に参加しなかったから、アジア連合から外されたあげく、宣戦布告されたのである。

日本政府は、成人を15歳まで下げて、中学を卒業した子から、軍に志願出来る様にしたのである。

既に日本国民の6割が軍人である。

「それでも、まだ残っている生徒がいる限り頑張って貰いたい」と言ったのは、生徒会顧問の長谷川先生だった。

「長谷川先生、いつ退院されたんですか?」と聞く香月

「ついさっきだよ。」と言う長谷川先生

長谷川先生は、この前の『エジプト軍侵攻』の時に大怪我をしたのである。

「確かに、殆どの生徒が軍に入ってしまったが、まだ残っている生徒もいるから、君達生徒会には頑張って貰いたい。」

「分かりました先生」と言う工藤

その時緊急ニュースが入ってきた。

『エジプト軍再侵攻』しかも、侵攻して来たのが新潟だった。

「住民の皆さんは、急いで避難して下さい。」と告げるアナウンサー

「君達も早く他の生徒を連れて逃げなさい。」と言う長谷川先生

直ぐに生徒達は体育館に集められ逃げる準備をしたが、エジプト軍が学園に乗り込んだ為、生徒達は、学園内に逃げ込んだ。

体育館で逃げ遅れた生徒と教師48名がエジプト軍に殺された。

エジプト軍の規模は【1個中隊】約40人ほどだが、この学園に武器など無い為、見つかった者から殺されて行った。

そして、工藤も遂に見つかり殺されそうになったその時、鈍い音がした。

目を開けて見ると目の前に居た兵士が頭から血を流して死んだいた。

「大丈夫か君?」と軍服を着た男の人が近ずいて来た。

「あ、はい大丈夫です。」と答えたが、嘘である。

目の前で人が死んだのだ、吐きそうになっていた。

「少年一人保護しました。」と言う軍人

それから、少しして4人ほどの軍人が来て、俺は直ぐに校庭に連れてかれた。

校庭では、怪我をした生徒や先生などが集まっており、その中に生徒会メンバーも全員いた。

しかし、生徒会顧問の長谷川先生は亡くなった。

生徒を守る為に撃たれたのである。

この学園で死者が出たのである。

その時、俺は決意した。

軍に志願して、日本の平和を大切な人達を守ると 




遂に第1話が完成しました。

果たして、工藤や他の生徒会のメンバーはこの先どうするのか?

それは、次回のお楽しみです。

次回第3次世界大戦『第2話志願』をお楽しみに

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