始まり
初めてで、やり方すら分からない状況での投稿です。
よければ、コメント等お願いします。
とにかく、暖かい目で見守ってください・・・
20☓☓年 アメリカ 某ハッカー宅
薄暗い部屋で海外のマニアの間で人気の某アニメの曲が大音量で流れている。
そして、そこに一人パソコンに向って何かをしている男がいた。
「これで良しと・・・パスワードも権限も奪った・・・完璧なはず・・・」
男はそうつぶやくと、米軍のネットワークに侵入した。
「これは・・・」
男は何か見つけたようだ。
それは、国防長官の補佐役に送られた極秘のファイルだった。
男はその情報を詳しく見た。
「なんてことだ・・・」
そういうなり、男は電話を手に取り知り合いのウィキリークスの管理者に電話した。
「もしもし、マックスか?」
「そうだが、どうした?そんなにあわてて?」
「今から家に来れないか?」
「きついな・・・あー、三時間後なら手が空く。」
「分かった。できるだけ早く来てくれ!」
CIA本部
一人の新人が上司に報告した。
「失礼します。何者かが米軍のネットワークに侵入したようです。」
「何?」
「また、そのことで至急、会議室に来るようにとのことです。」
「分かった。ありがとう、持ち場に戻ってくれ。」
その上司は、急いで会議室に向かった。
扉をあけると、各部の部長や、幹部が集まっていた。
「失礼します。長官、遅れてすいません。」
長官と呼ばれた、小太りな男は答えた。
「まぁ、みんな今来たところだ。気にするなローチ。」
「すいません。」
「みんな聞いてくれ、先ほど米軍のネットワークに不正侵入が見られた。こんなことで、いつも会議は開かないんだが、今回はちょっと特殊なケースでね。早い話、知っている幹部などもいると思うが、例のあの話が、知られた可能性がある。」
ざわつく室内
「・・・何?例のあの話って?」
「よくわからんが、人体実験とかの話らしい・・・」
「いいか!みんなよく聞け!今回の件では、国防長官から犯人を捕まえ、尋問が終わり次第、始末しろという、命令が出ている。今回のことの重大さは分かるな?とにかく、どんな手段を使ってでも犯人が誰かにこのことを話す前に始末するんだ。また、部下の中で理由を追及するものがいたら、アルカイーダのハッキング攻撃と言い訳するんだ。それでもだめなら、一時的に職場から外せ。分かったな?以上だ。」
「・・・いったい何が起きてるんだ・・・」