あと50年
戦後間もなくの頃から、「石油はあと50年」と言われてきました。
「50年で枯渇」という意味です。
そうなった?
ちがいます。
ただし、埋蔵分は具体的にいくら?
採掘できる埋蔵量、つまり、可採埋蔵量です。
石油業界や、資源の専門家による著作がいろいろありますが、
「傾向」は同じ。
日本の作家の中には、
「将来はガソリン1リットルが1,000 円になり、
2人乗りのEV がクルマの主流になる」と予測した人も。
「予測する」ではなく「・・した」
欧米や中国では、EV への全面的な移行に期限をつけている事例もありますが、
それに合わせてクルマの開発は進んでいる?
日本でも、街中を走行するEV は見られますが、
たまに見る程度。
車両価格ですが、高くてもハイブリッド車と同等にならないと、
拡販は至難では?
そして、充電ステーションがある場所は限られています。
2人乗りのEV は、以前に発売されていました。
やはり売れなかったようで、従来のガソリン車も追加されましたが、
結局は製造中止に。
出すのが早すぎた?!
石油の可採埋蔵量ですが、中東以外も含めた世界的な産油国は、
信頼性が高い数字を出していて、それが「厳重な国家機密」になっている可能性も。
どなたかの言う「落とし前」は近づいている?
キリスト教の「脅迫的」な宗派の中には、昔から「神の国は近づいた」などの
「看板」を設置している例も。
「北極海の氷が融けると、その下にある石油の採掘が可能になる」という意見もありますが、
石油の需給がどうにかバランスをとっているのは・・
やはり、あと50年?
そのへんまで、科学的で精緻な予測ができる自動車評論家は・・
「みな同じ」の世界?