戦争
戦闘シーンとか書けないです・・・。
ある日、王国と帝国が戦争をするという噂を耳にした。
この世界の戦争に興味を持った俺は見に来ていた。
俺「なんだこれは」
俺が目にしたのは帝国が一方的に王国を蹂躙している
様だった。
王国側が剣と魔法で戦っているのに対して帝国側は
戦車を使っていた。
そう、このファンタジーの世界で戦車を使っていたのだ。
俺「ふざけるな!」
この剣と魔法のファンタジー世界で戦車等の近代兵器
なんて作ったりしたら、いずれファンタジーからSFの世界
になってしまうじゃないか。
ド「どうした?」
俺「こんなの間違ってる」
ド「?、我らには関係ないのだから放っておけばよかろう」
俺「それは違うぞ。戦争というのは参加しているかいないか
で関係の有無は決まるわけじゃない。特に近代兵器が
使われているときは。向こうの世界では戦争などが原因
で環境が汚染され、いずれ生き物がそこで生きていけない
ようになると言われている。つまり、戦争とはその世界に
生きているもの全てに関係があるのだ。あんた達ドラゴンも
他人事ではないぞ。人間が兵器を造り、力を持つことで
何を考えると思う?」
ド「なんだ?」
俺「これでドラゴンも虫けら同然だ!」
ド「ああん!?」
俺「ひっ! ああ いや」
ド「ふん、いいだろう。そこまで言われたら黙っている気は
ない。我がその戦車とやらを破壊してドラゴンこそが
世界最強だと知らしめてやろうぞ!」
俺「おおおおおおおおお」
待っていろ!ファンタジー世界に兵器を持ち出す野蛮人
どもめ。
環境のため。そして俺の趣味のため殺してやる!
自己満足のために人を殺すのかって?何を言っている。
戦争とは、その国民の一人一人が自己満足のために
人を戦うのだ。美味い飯を手に入れるため、土地を得る
ため、復讐のため、勲章のために人を殺す。
自分が満足するため他人を不幸にする。
人の原動力は自己満足だ。
戦争に正当性などありはしない。
むしろ兵器が出てきたら戦争は激化し、死者が増える。
そう考えると減らそうとしている俺が正義。
自分への言い訳はここまでにして。
さあ、行こう!ファンタジーを取り戻すために。
今、ファンタジーRPGをこよなく愛するゲーマーの
戦いが始まる。