第五話 「共鳴-resonance-」 01
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朝比奈: よし、準備はOKだ!
変熊(以下 GM): では、やっちゃいましょうか!!
一同: はーい!!
GM: 全六話予定なので、最終回直前です!!
Dios: 今回は全員バラバラのスタートですよ。
GM: ね。……どーしよう? と思った(笑)。
【今回予告】
明らかになった禁断の研究「Re-Union-Circlet-Approach」。
その研究を体現せし子供たちは、次第に物語の中で詳らかにされていく。
体制が御子柴の手によって刷新されたUGN凪山支部。美麗な襲撃者を駒として使う高円寺始。そして蠢動するFHセル――――。
数々の因子がひとつの終末を迎えるべく共鳴する。
DX3 ビサイド 第五話「共鳴-resonance-」
ダブルクロス――――それは裏切りを意味する言葉。
GM: ということで、いつものようにハンドアウト読みながら、成長報告していきましょうか!
【神代明日弥用ハンドアウト】
シナリオロイス:本宮遥 推奨感情:連帯感/不信感
突如暴走した影。今までに感じたことのなかった別種の恐怖を得る。
心を交わし始めたかと思いきや、仲間達との別れを得る。
途方にくれていた君に接触してくる人物が居た。それは、あの本宮遥だった。
彼女は言う。「高円寺様の使いで来た」と。
GM: では、成長報告お願いします!
Mind(以下 神代): はーい! まず【精神】が10になりました。そして<RC>が18になりました。<調達>が8になりました。《原初の白 ハードワイヤード》が7レベルになりまして、RCジェネレーターが7つになりましたので、80%を越えると<RC>が一気に14点上がります。
GM: すげー(笑)。
神代: で、《朧の旋風》っていうリアクション用スキルをとりました。ドッジ成功時にメインプロセスを一回行うっていうスキルです。
GM: つまり、神代がドッジに成功すると、《サイレンの魔女》が飛んでくるっていう……。
神代: 前回、自分の手番が来るまでやきもきしてたんで、じゃあ自分の手番作っちゃおうかな、と。
GM: ま、正解だよね。(一同笑)
神代: これ、一般エフェクトなんで、皆さんとれますから是非!
朝比奈: え!? それ一般エフェクトなの!? 強すぎない?
神代: まあ、シナリオ一回で、侵蝕率10上がりますし、【HP】も10減るから、切り札的なものかと。
朝比奈: なるほどね。俺はドッジしなくても攻撃回数が増えるからな!
かずさ: つまり照には要らないと(笑)。
【天道照用ハンドアウト】
シナリオロイス:“カンパネルラ” 推奨感情:執着/敵愾心
朝比奈(以下 天道): “カンパネルラ”って、誰だっけ?
GM: えー。“カンパネルラ”というのは、マスターレイスγ・カインの下位組織であるバーレスクというセルのセルリーダーですね。
天道: ということは兼さんの仲間ってことだな。
GM: です。で、前のシナリオでも出てきたんですが、桐生と呼ばれていたという断片的な情報は入ってきています。続きいきますよー?
自分ら仲間の前から突如居なくなってしまった神代。
彼女の行方を求めた君の前に、またしてもFHエージェント・黄条院兼続が現れる。
彼は言う。「バーレスクのリーダー“カンパネルラ”が君に協力を仰ぎたいそうだ。神代明日弥を見つけて欲しいとのことだよ」と。
天道: だが断る!!(一同笑)えーと、成長報告ですが、まず【肉体】が8に上がったよ!
GM: 【HP】高いよね……びっくりした。
天道: これは《巨人の生命》が4レベルまで上がったからで、【HP】は57まで上昇!
一同: おー。
天道: そして、攻撃力を上げるべく、《獣の力》を2レベル取得。……今更なんだが、素直に《フルパワーアタック》を取っとけば良かったと思った。(一同笑)もう、反撃のダメージが上がんなくてしょうがないから迷ったんだけど、今回はちょっと《獣の力》にしといた。あと、イージーエフェクトの《獣のにおい》を取ったので、ついにこれで動物と意思疎通が出来るようになった!!
神代: なんだって!?(笑)
天道: これはシーン中に使うよ! 使いたくてとったからね!! そして、バーレスクにコネクションが出来たことで、<情報:FH>を2レベル取得!
GM: 素晴らしい! では次~。
【外山葵用ハンドアウト】
シナリオロイス:御子柴彰考 推奨感情:尊敬/不信感
あの戦いの後、UGNに戻ってみると御子柴が出迎えてくれた。彼が言うにはFHに内通あるいは重大な存在として神代が認知されていたらしいと聞かされる。
突如居なくなってしまった神代。彼女を探すためにもUGNという組織にいる必要があると考えた。
GM: では、成長報告をお願いしますー。
かずさ(以下 葵): はい。<白兵>が10に、<回避>が9になりました。で、<調達>を1レベル上げて、<情報:UGN>を新たに2レベルとりました! で、<コネ:UGN幹部>を固定化したので、今回使えるといいな、と。
GM: 使えそうですね~。
葵: エフェクトは。《インフィニティウェポン》2レベルと《疾風剣》、《アクロバット》、《リフレックス:ハヌマーン》を1レベルずつ上げました。で、ロイスは小茉莉と本宮遥になってます。
GM: はい! では最後!!
【凪山陵用ハンドアウト】
シナリオロイス:ミハエル金谷 推奨感情:信頼/不安
突如襲ってきたUGN所属の戦闘部隊。そして橘の中央への招聘。
UGNに対する寄る辺を失くした君が支部を立ち去ろうとした際に、ある人物から声をかけられた。
かつて、支部の渉外担当と自己紹介をしてきたミハエルだった。
そんな彼が告げた言葉は、興味を引くに充分なものだった。
GM: じゃ、成長報告よろしく。
Dios(以下 凪山): えー、今更ですが《知識:レネゲイドビーイング》を2レベル取りました。
GM: ホントに今更だね(笑)。
凪山: で、《死神の瞳》を5レベルにしました。そしてアイテムで念願の、ハーメルンの笛を手に入れたぞ!!
GM: うぜえ……。効果は?
凪山: 《ワーディング》を展開して、その中の任意の相手のドッジに、クリティカル+1する。
GM: はい。まあ、前回の本宮遥を見ての取得かな?
凪山: いや、元々欲しかったんだよ。そしたら丁度前回、ドッジキャラが出てきたの。
GM: なるほどね。では! PC間ロイスを結んでもらうんですが! 今回ちょっと趣向を変えます。
一同: お?
GM: えー、天道・外山・凪山は、PC間ロイスを神代に取ってください。で、神代はPC間ロイス、今回は無しです。
神代: なんと!
天道: じゃあ俺は執着/■不安で!
葵: 尊敬/■不安かな。
GM: 今回は、最終回直前ということで、色々なことが出てくるんですが、皆バラバラなので、頑張って合流してくれ!(一同笑)
神代: そうか! 私が何故かゴビ砂漠に行ってしまうんだな。
GM: むしろ早くゴビ砂漠から連れ戻して欲しい。(一同笑)
葵: そうなんだよ、それが問題なんだ。
GM: さて、ではオープニングに行きましょう!!
Opening Phase
01◆ 違和感 シーンプレイヤー:外山葵
GM: ということで、まずは外山のシーンから! なんですが、凪山も登場して下さい。
葵: ということは神代さんが消えた後?
GM: ですね。
天道: どうして唯一の正エージェントである俺が居ないんだろう?
葵: ホントだよ!!
GM: では、あの戦いの後。UGN凪山支部に戻った二人は、早速支部長室に呼ばれることになります。
葵: はーい。
GM: 支部に戻ってみると、何となく支部の雰囲気が違っていることに気づきますね。
葵: なんか、ピリピリしてる……?
GM: そんな感じです。そういう違和感を感じながら、支部長室に向かうと。
葵: コンコン。(←ノックした)
GM: 「どうぞ。」と、中から御子柴の声がする。
葵: 失礼しまーす。
凪山: 中に入るよ。
GM: すると、支部長の椅子に座っている御子柴が迎えてくれます。「ご苦労さまでした。」
葵: ……あの部隊は、どういうことなんですか?
GM: そう尋ねると、神代の拘束を目的とした部隊だという説明をしてくれる。
葵: 何のために?
GM: 「コードネーム“ゴッドハンド”神代明日弥。彼女がFHと内通し、UGNの行動に対して不利益を招いた嫌疑がかけられている。既に本部の査察部より出頭命令も出ています。その命令に従って、彼女の拘束を命じました。」
葵: なるほど。御子柴さんの独断ではない、と。
GM: 「大体の報告は受けています。“ゴッドハンド”は逃亡し、現在所在不明。事実だけを並べると、そういう認識で正しいですよね?」と、首肯を促してくる。さて、Yesと答える? Noと答える?
凪山: 事実だけ述べるとそうなるよねー。
神代: そう! つまりこういう状況を作られてしまったこと自体が私の失敗だったんだよ!!
葵: 承服しかねる顔をします。ただ、口には不満は出さない。
凪山: 言ってることがよく分からない、って顔をする。
GM: そんな君達の反応を知ってか知らずか、御子柴は続けます。「正直、彼女ほどの逸材を失うことは非常に残念ですが、今回の行動自体が彼女への嫌疑を確定させてしまったとも考えられます。」
葵: つまり、何かまずいことがあって逃げてるんじゃないかと思ってる、と。
GM: ですね。「最近のFHの活動にも関与している恐れがあり、彼女の身柄の確保――――敢えて言葉を飾るのを止めるなら、拘束が必要だと考えています。」
葵: …………。
GM: 「(ふっと表情を緩めて)従前、“ゴッドハンド”と交流があった君達に対して酷な命令かもしれませんが、貴方や他の者の日常を脅かす不確定な要素を取り除かなければならないと考えています。その為に力を貸して頂きたい。」
葵: ……まあ、神代さんを見つける為の協力なら、します。
凪山: ところで、橘さんは今どちらに?
GM: 「橘は中央に栄転しました。」まあ、実際の状況がどうなっているかは、ミドルで調べてください。
凪山: つまり、橘さんは今、この支部にはいらっしゃらないということですか?
GM: 「ええ。そうなりますね。」
凪山: 私が協力関係を結んだ橘さんが居ないというのであれば、一度この関係は白紙にして頂きたい。
葵: え!? って顔をします。(一同笑)
凪山: この先、関係がどうなるかは分かりませんが。
GM: 「分かりました。私としても、無理にこちらに引き止めるつもりはありません。」御子柴としては、信用の置けない人間を部下に置くことはしたくないと思っているのかもしれないね。
天道: まあ、所詮はRBだしな。
凪山: だね(笑)。
GM: 「では、具体的な命令が出るまで待機していてください。」
葵: はい……。
GM: ということで、外山はシナリオロイスとして御子柴を取得してください。
葵: 尊敬/不信感で、不信感を表にしておきます。
02◆ 伝言 シーンプレイヤー:凪山陵
GM: ということで、さっきの続き。支部長室を出た後ですね。さっきと逆で、凪山がシーンプレイヤーで外山が同時に登場してください。
葵: はーい。では、凪山さん、UGNから居なくなっちゃうんですか? って聞こう。
凪山: 結果的にはそうなる可能性が高いですね。
葵: 神代さんのことも諦めちゃうんですか?
凪山: それとこれとは、話がまた別になりますね。
葵: じゃあ、何か当てでも……?
凪山: まあ、選択肢は三つあって、決めきれていない部分ではあるんですが、1.神代さんを探す。 2.橘さんが本当に中央に呼ばれたのかを確認する。 3.元の怪談として学校に戻る。 現状としては、1か2で揺れている感じですね。
葵: だったら、ここに居た方がやりやすいんじゃないですか?
GM: では、そんな会話をしていると、凪山に声をかけてくる人物がいる。その人物は、外山の姿を認めると、良かった、見たいな顔をするね。金髪の男性、ミハエル金谷です。
凪山: ああ、ご無沙汰してます。
GM: 「やっと会えた! ちょっといいかな?」
葵: はあ……。あの、貴方は?
GM: 「元々、この支部で渉外担当をしていたミハエル金谷といいます。いきなり色々なことが起きて驚いているだろう? 僕も正直、状況についていけてないというのが本当のところなんだ。」
葵: ですよねー、ホントに。
GM: 「(凪山に)さて、端的に言おう。橘支部長は日本支部に行ったんだ。形式としては中央への招聘――――なんだけど、本人も寝耳に水だったらしく、どんな理由かは分からないが、命令を呑まざるを得なかったようだ。」
凪山: つまり、此処に居ないことは確定、と。
GM: です。「そして、御子柴君の繰上げによる支部長就任。事実上、橘さんが戻ってくることは、無くなったようなものだ。」
凪山: 組織のことはよく分かりませんが、それは随分と動きが早いのではないですか?
GM: 「(指を鳴らして)その通りなんだ。組織内での人事異動にしても、あまりにも手際が良すぎる。そして、同時に起こっている、神代さんへの今回の措置……。(真面目な表情になって)実は、橘さんから君達に、個別に伝言をもらって来ているんだ。」
凪山: ほう?
GM: 「『少なからず彼女とチームとして務めてきた君達に頼む。彼女の誠実さを信じ、助けてやって欲しい。彼女はきっと苦しんでいる。自分の代わりに助けてやって欲しい』とのことだよ。」
凪山: なるほど。
GM: 「ただ……どうにかしてやりたいんだが、具体的にどうすればいいかは、現時点では僕にも分かっていないんだ。」
凪山: 金谷さん。橘さんには現状、助けが要ると思いますか?
GM: 「彼に関しては要らないんじゃないかな。」ただまあ、橘自身の身動きは、取れなくなってる感じですね。凪山支部に関しての問題にも、個別に動いて対処ってのは難しい、と。
凪山: そこで、さっきの伝言ってことになるわけだ。
GM: でですね。今、この凪山支部の中で、旧凪山支部という雰囲気を持っているのは、金谷だけだと思ってください。
葵: そーなんだ……完全に御子柴さんが掌握しているわけだね。
凪山: ……分かりました。橘さんの意思は継ぎましょう。
03◆ 接触 シーンプレイヤー:天道照
GM: さて……天道のオープニングです。
天道: はい、登場しました。ここは何処だ!?
GM: 何処だ、じゃねーよ! 勝手にゴビ砂漠とか言っといて。(一同笑)
モンゴルにほど近い、ゴビ砂漠。
見渡す限りの熱砂の中を、天道が歩いている。
天道: 喉が……渇いた。といって懐から水筒を取り出し、一口飲みます。
GM: 天道の手には、神代の写真。……って、ゴビ砂漠に人探しの話を聞いてくれるような人って居ないよな?
天道: (素で)うん。(キャラになって)だが、それがどうしたというんだ!!(一同笑)
GM: まあ、いいや。えー、そうするとですね……。(シナリオを書いた紙を見て首を傾げる)
天道: どうしたんだよ!? 自分で書いたシナリオだろ、普通にやればいいんだよ!
GM: いや、あのね……書いたものの、理性が拒否してるんだよ。(一同爆笑)
砂漠を一人歩く天道の頭上を、バタバタというローター音と共に一台のヘリがかすめていった。
天道: うおお!? じゃあ、砂の上を前転しながらそれをかわす!
GM: ヘリは砂地に着地し、一人の男がそこから降りてきました。黄条院ですね。
天道: 兼さんじゃないか! 何故ここが分かった!?
GM: 「いやあ、探したよ。エアーズロックにカナディアンロッキー、南米の奥地……。どうして日本で失踪した娘をここまで探しに来るのかな?」(一同笑)
天道: 簡単なことだ。日本で見つからなかったからさ!
GM: 「先日の顛末はこちらでも把握している。彼女の所在が知れていないことも。こちらとしては彼女の情報を得るために彼女が見つからないと話が始まらない。君も彼女を見つけたいんだろう? 利害は一致していると思うが、どうだろう?」
天道: 無視して歩いていきます。
GM: 「ちょ、ちょっと待って!」
天道: ……兼さん。アンタも同じオーヴァー道を学んだ者だったら、何故そんな細かいことばかりを言いに来るんだ? そうじゃねえだろう!! アンタは一体何のために明日弥を探してるんだ!? と、説教を始めます。
GM: 「仕方が無いだろう、GMが考えていた当初のキャラが、既に原型を留めていないんだから。」
天道: それは可哀想に。(一同笑)それはそうと、何故そう細かいことばかり気にするんだ!?
GM: 「仕方ないだろう? 僕だって中間管理職なんだから。」
天道: 俺は、そういう生き方は性に合わんな。
GM: その時、黄条院の懐から『今、悪口を言われたかな?』と声がする。
天道: ん?
GM: 黄条院がタブレットを出して電源をつけると、その画面から立体的なホログラムが出てくるね。姿は、サーカスのピエロみたいな感じです。
ホログラムのピエロは、天道に対して仰々しい挨拶をすると、声を上げた。
「始めまして天道君。兼続をこんなに神経質にさせたのは私のせいだろう。」
天道: ……ちょっと、言いそうになったことがあるけど止めとく。相手の話を聞いてみることにしよう。
GM: 大人になったねえ(笑)。
ピエロは続ける。
「私は“カンパネルラ”。兼続の上司で“バーレスク”のセルリーダーということになっている。兼続から話は聞いていると思うんだが、私は神代明日弥というターゲットを見つけるために、君の力を欲している。今は、FHやUGNという垣根を越えてでも彼女を探すべきだと思うんだが、どうだろう?」
天道: つまり、俺に協力しろってのか?
GM: 「Yes」
天道: それで俺に何の得がある?
GM: 「神代明日弥を見つけられるよ。」
天道: 俺は一人でも見つけられるから、お前の助けなんざ要らないんだが。
GM: 「日本探して見つからなくて、世界中当てもなく探し回ってる奴に、どうやったら見つけられるって言うんだ?」
天道: お前達と組んで見つけられるとは限らないだろう!?
GM: ま、そーだね。
天道: んー、じゃあ、プレイヤーとしては後々協力関係になる意志はあるということをGMに告げつつ、照は、お前達と協力なんか出来るか!! と砂漠を走って去っていく。
GM: ま、満足出来る答えが返ってきたからよし。(一同笑)ということで、連絡先を入手したってことで、ロイスを取っておいてください。
天道: はい。ネガティブ感情は憤懣になりました。
04◆ 隔離 シーンプレイヤー:神代明日弥
GM: では最後! 神代のシーンです!
神代: はい。
GM: あの戦いから数日。UGNや仲間達の下へは帰れず、一人山中をさまよっているという感じです。
神代: 分かりました。ここは日本ですか?
GM: 日本です。
神代: では、前回の戦闘があった研究所のすぐ近くに居ます。
GM: で、ですね。あの後、神代には断続的に衝動が起きていて、何とか抑えてはいるものの、それだけで体力を消耗している感じです。
神代が喉の渇きを覚えつつ歩き続けていると、少し先に小川を見つけた。
喉を潤す為に小川に近づいたとき、神代の視界に水遊びをしている少女が写った。
神代: なんと!
その少女を見た瞬間に総毛立つ全身。湧き上がる衝動――――。
自分の意思とは関係なく神代の影が少女に向かって伸びていく。
神代: それはマズい!
GM: ということで衝動判定をしてください!
神代: (ダイスを振る)10で成功!! そして侵蝕率が5上がる。……危ない。私、今すっごい危ない……! ということで、水は諦めて小川から離れます!
GM: では、川から逃げるように離れたところで、近くに気配を感じます。
神代: !
GM: そして女性の声が聞こえますね。「やっと発見しました、神代明日弥。」
神代: ……あら、遅かったじゃない。何? この前回まではラブコメの主人公っぽくてちょっとドキドキしてたのに、今は少女を見ただけで衝動が起こってしまう私を笑いに来たの?(一同笑)
GM: (小声で)それ、ただの幼女趣味……。
神代: 本当よ。それが証拠に貴女を見ても何の衝動も起こらないわ。(一同爆笑)もう、自分でもコントロール出来ないのよ。と言って、キッと本宮を見ます。
GM: 「――――高円寺様のご命令です。一緒に来て頂きたい。」
神代: 行ったら行ったで、私の中のものがどうなるか分からないわ。まずはこの状態をどうにかするものを持ってきなさい。
GM: すると本宮が掻き消えたかと思うと、君の背後に回って、首筋を手刀で打ちます。
神代: うっ! ……そう、か。その手が……あった、わね。と、気を失います。
GM: では、そのまま連れ去られます。
神代: はーい! 本宮に取る感情は連帯感を表にしておきます! そう、それ! 私が求めてたのはそれ!! って思ってます。(一同笑)
GM: なんかね、神代のイメージがどんどん変わってきてるんだよね。第一話とか第二話とかのとき、もっと真面目じゃなかった?
神代: 今も、この現状をどうにかしなきゃいけないと真面目に考えてはいるんですよ? で、最も効率的な手段を考えた結果が、まさにそれだったんですよ! 誰かに気絶させてもらえばいいっていうのは考えたものの、UGNやFHに捕まるわけにはいかなかったんで。
GM: なるほどね(笑)。




