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幽霊☆クラブ  作者: 葵 ことり
序章
1/4

始まり


「ふぅー…疲れた」


1人の少女が夕暮れ時の階段を駆け下りる。


「あ、ここの廊下通らないといけないんだったね」


光が当たらない、暗い廊下を渡って奥の階段を使って降りないと下足ロッカーに着かない。


「やっぱり音楽の補習行かなかったら良かったな…」


音楽室に行くには南階段を使わないと行けない。南階段は日が当たらないため、昼でも薄暗いまた、電球がすぐに切れてしまうため、夕方になると真っ暗で怖い。

そして、この南階段には七不思議が存在する。そのためか、生徒たちは授業以外に滅多に近寄らない。


皆怖いって言って何人か帰っちゃたからな〜…

私も帰れば良かったけど、前休んでテスト受けてなかったし…

もういい!考えないっ!早く帰ろう!


ふと、目の前にある教室に光がついており、足を止める。


「あれ?電気がついてる…情報処理室…」


おかしい。ここは、授業以外立ち入り禁止なはず…まさか不良!?

ど、どうしよう。私は制服の胸につけている風紀委員のバッチを見つめて、教室に近寄る。ちょ、ちょっと覗こう。ちょっとだけ!

そう決意しそっと覗くと、そこには、



「梨花ちゃん?」


そこにはクラスメートの北田 梨花こと梨花ちゃんがそこにいた。



本?

なんで本を読むのにここの場所を?



「梨花ちゃ…」


名を呼んで扉を開けようとすると


「きゃああああ‼︎」


梨花ちゃんが悲鳴を上げたあと

そのまま地面に倒れた。


「!梨花ちゃん⁉︎」


私は慌てて扉を開けて飛び込む。


「梨花ちゃん‼︎」


何度呼んでも起きない。


そうだ!先生を呼びに行かないと!

私は慌てて廊下に飛び出て走る。



倒れている梨花ちゃんの横には

一冊の本が落ちていた。





次のお話から本編です!

よろしくお願いします(^ν^)

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