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「なっ……そんな!? 聖女様、そんなこと……!」
村人たちの感謝が、一秒で凍りついた憎悪に変わる。
エリスは震える手で顔を覆った。
「やめて……やめてください……! 私は、ただ、助けたかっただけなのに……!」
「いいんだよ、エリス。お前が善行を積めば積むほど、誰かが不幸になる。この『善意のブーメラン』最高にクリエイティブだろ?」
俺はエリスの耳元で囁き、彼女から溢れ出る「自己嫌悪という名の特級絶望」をたっぷりと味わった。チート『絶望の収穫』がフル稼働し、俺の肉体はもはや人間を辞めたレベルの魔力で満たされていく。




